【医師監修】セルライトができる原因とは?減らす方法を解説【医師監修】

セルライトを除去する方法

セルライトを減らしたり除去する方法と、その注意点をご紹介します。

減らす方法・消し方1:運動

適度な運動を取り入れ、血行や代謝をアップさせることがセルライトを減らす、消すことへの近道です。

セルライトを減らすには、脂肪を燃焼させる「有酸素運動」と、筋肉量を増やし、基礎代謝を上げる「無酸素運動」の両方を行うのがおすすめ。セルライトに有効な有酸素運動は、手軽に取り入れられるウォーキングや踏み台昇降運動を。無酸素運動は、スクワットを取り入れてみてください。最初は短い時間、少ない回数でもOK。徐々に時間や回数を延ばしていきましょう。

減らす方法・消し方2:マッサージ

マッサージもセルライト除去に有効です。マッサージには、血行をよくして、リンパの流れをスムーズにさせる作用があります。そのため、老廃物を排出しやすくなり、セルライトの軽減が期待できます。

マッサージの仕方で注意したいことがあります。それは、セルライトをつぶすような強いマッサージはしないこと。そのようなマッサージは無意味な上、内出血を起こす可能性があります。内出血が修復する過程でさらにセルライトが増えることもあるので、控えた方が賢明です。

正しいマッサージの仕方は、血液やリンパの流れに沿ってやさしくマッサージをすることです。マッサージにおすすめのタイミングは、体が温まっているときですので、入浴中や入浴後に行いましょう。

ここからは、部位別のマッサージの仕方をご紹介します。マッサージを行うときはオイルやクリームを使って、肌に負担がかからないようにしてください。

【腕】

片方の手で、手首から脇へ向かってゆっくり滑らせる(左右5回ずつ)

【お腹】

1. おへそから恥骨に向かって下方向にさする(5回)
2. 両手で、みぞおちから左右の脇腹に向い、斜め下方向にさする(5回)
3. 両手の指のはらをおへその横に当て、円を描くようにさする(5回)
4. 左右の脇腹からお腹の中心に向かってさする(5回)

【お尻】

1. 片方の手で、太ももから腰に向かって上方向へなでる(5回)
2. 片方の手で、お尻から前側の太ももの付け根方向になでる(5回)。反対側も同様に

【太もも】

1. 片方の手で、太ももの後ろ側をお尻に向かって上方向になでる(5回)
2. 片方の手で、太ももの前側からお尻、お尻から前側の太ももの付け根に向かってなでる(5回)。反対側も同様に

【ふくらはぎ】

1. 両手を足首から脚の付け根への向かってゆっくり滑らせる。これは脚の裏側、表面同様に行う(各5回)
2. セルライトが気になる部分を、脚の下側から上へ向かって親指でもむ

減らす方法・消し方3:マッサージオイルを使う

セルライトに効果のある成分が配合されたオイルを、マッサージに使ってみるのも一つの手です。

セルライトに有効とされている成分には、脂肪燃焼成分「Lカルニチン」や、アンチエイジング効果が見込める「コエンザイムQ10」があります。また、デトックス効果が期待できる「ジュニパー」、リンパの流れをよくする「サイプレス」などの天然アロマが入ったオーガニック商品もおすすめです。

減らす方法・消し方4:クリームを使う

オイル同様、セルライト効果が見込めるクリームでケアするのもよいでしょう。クリームを選ぶときには、セルライトに効果があるといわれている成分が含まれているものや、血流改善作用のあるものを選ぶと効果が見込めます。また、ほどよい固さのクリームだと、肌の上を滑り過ぎず、しっかりマッサージができます。

減らす方法・消し方5:美容クリニックで除去する

脂肪型やむくみ型のセルライトは、セルフケアで減らすことが可能かもしれませんが、線維型は自分で取り除くのが難しいため、美容クリニックなどで除去してもらうことも検討されるとよいでしょう。美容クリニックでは、主に、脂肪吸引や、注射・レーザーによる脂肪溶解、医療用痩身マシンを使用した施術が行われているようです。

美容クリニックを利用するメリットは、効果が早く実感できることや、セルライトの予防法、改善法のアドバイスをもらえることなどがあります。ただし、セルフケアに比べて費用がかかるのがデメリットです。

(広告の後にも続きます)

マッサージや運動でセルライトを減らしましょう

セルライトの大敵は、脂肪・老廃物・水分を溜めること。セルライトマッサージや、たるみ流しなどでリンパを上手に流して、セルライトを減らしながら、しっかりと防いでいきましょう。