子どもたちにもバレてるお土産格差

その翌年、また夏休みのお土産を娘がお友だち家族に届けに行ったときのことです。もう1人のお友だちであるSちゃん家族は、その年シンガポールに行ったそうで、帰りに外国製のチョコレートをいただいてきました。

娘は帰ってくるなり「お母さん! Sちゃん家もうちと同じこと、ずっと思っていたみたい」と言うと、Sちゃんとの会話のやりとりを話してくれました。

Sちゃんはお土産を手渡すとき、袋の中身を見せながら娘にこう説明したそうです。「これは皆のお土産に入っているけど、こっちはNちゃん家のお土産には入っていないから、Nちゃんには内緒にしてね。いつもNちゃん家からのお土産は少しだからって、ママがNちゃん家の分は買わなかったんだ」と。

Sちゃんママも私と同じことを感じていたようです。そればかりか、子どもには気付かせないようにお茶を濁してきましたが、Nちゃん家の激しすぎるお土産格差問題は隠し切れるものではなく、子どもたちの間でもすっかりバレていたのでした。

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まとめ

しばらく旅行を控えていたママ友たちも、2024年の夏休みは旅行に出かけるようです。うちは私の仕事の都合で遠出ができないので、お返し用に実家のある長野の果物でもお取り寄せして配ろうと考えていますが、Nちゃん家のことを考えるとちょっと憂うつです。でも、娘はもう大学生。こうしたご近所付き合いもそろそろフェイドアウトしようと考えているところです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:あらた繭子/50代女性。大学生の息子(1999年生まれ)と高校生の娘(2005年生まれ)を持つフリーライター。長年にわたる無茶な仕事ぶりがたたり、満身創痍の体にムチを打つ毎日。目下の癒やしは休日のガーデニングと深夜のKPOP動画視聴。
イラスト/マメ美

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)

著者/ウーマンカレンダー編集室
40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!