「ネロリハーブ」菅原あゆみさん×新羅慎二さんがタッグを組んだ「植物最高カレー」を食べに

「ネロリハーブ」を主宰する植物療法士の菅原あゆみさんと、「湘南乃風」の若旦那として活動する以外にも環境問題などに精力的に取り組む「木馬®︎」オーナー新羅慎二(若旦那)さんがタッグを組み生まれた、40種類の植物を配合したカレー。原宿・神宮前の薬酒バー「木馬®︎」でランチメニューとして提供される「植物最高カレー」とは?

ステロイド治療から植物療法へ切り替えて実感した“植物のチカラ”


2023年1月原宿・神宮前にオープンした薬酒バー「木馬®︎」。「植物最高カレー」のランチがスタート

年齢とともに増えていく、カラダの不調。肌トラブル、更年期、不眠、冷え性など悩みは人それぞれだが、安易に薬に頼らず、ハーブなどの植物療法などを取り入れることで、自らの免疫力upが期待できる。

「植物のおかげで今の自分がある」と話すのは、起業家・ソロアーティストとして活動する新羅慎二(若旦那)さん。


新羅慎二さん。1976年生まれ。本名名義でのソロ活動は音楽にとどまらず、役者、起業家、ラジオ番組「循環Radio」(interFM:水曜日 21:30~22:00)など多方面で活躍

もともとハードなコンサートスケジュールで喉に不調を抱え、ライブなどで思うように声が出なくなってしまった新羅さんは、医者から勧められたステロイド治療を続けることで身体にかかる負担を実感。そんな時にハーブの調合師のアドバイスを受けて植物療法へ変えてみたところ、ステロイドなしでも歌の仕事を続けられるようになった。

〈写真左〉ネロリハーブ監修による世界中のハーブをブレンドした、80種類以上のオリジナルの薬酒を提供。〈右〉店内はカウンター席とテーブル席がある

植物のチカラを実感した新羅さんは、植物の薬効性をもっと広めたいと、神宮前に薬酒バー「木馬®︎」を開業。ハーブの持つ薬効成分は、ハーブティーでは水溶性成分しか抽出できないものの、アルコール40度以上のラムやウォッカなどのお酒に漬けることで100%抽出することができ、一番効果的に摂取できるという。

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40種類の植物を配合した「植物最高カレー」

ハーブの調合師が監修し、症状や目的に応じたハーブをミックスした薬酒を多数ラインアップする「木馬®︎」では、9月からランチ営業をスタート。英国式植物療法や漢方、和漢などを基本にブレンドしたメディカルハーブが人気の「ネロリハーブ」の主宰・菅原あゆみさんとタッグを組み、40種類の植物を配合した「植物最高カレー」を提供している。


ランチで提供される「植物最高カレー」¥1,600(ハーブティー付)

新羅さんと菅原さんは現在、Apple Podcastの医学カテゴリーでNo.1の評価を記録している「植物最高ラジオ」で、パーソナリティとして共演中。そのタッグが作ったことから、この名が名付けられた。また、レシピ開発は「VIBES CURRY」の伊藤恵太郎さんが担当。


ストレスへの適応力を高め、心と体を元気にしてくれると言われている「エゾウコギ」

15g5万円で取引されることもある貴重な漢方「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」をはじめ、ストレスへの適応力を高め、心と体を元気にしてくれると言われている「エゾウコギ」など、エネルギー溢(あふ)れる漢方・スパイス・ハーブを40種類配合。とはいえ、尖(とが)った香りやクセはまったくなく、スパイスバランスも最高だ。

無添加・グルテンフリーのため、カレー特有の重みもなく、食べ手の腑(ふ)に植物のチカラがストンと響く「植物最高カレー」。カラダの不調を感じるときに食べに出かけるのはもちろん、神宮前の場所柄、買い物途中のパワーチャージとしてもおすすめだ。

ハーブドリンクも充実。〈写真左〉「植物最高ラジオ」紹介されていた梅黒糖サイダー。〈右〉アップルシナモン、オレンジジャスミンなどベースを選べるハーブラッシー。ともに¥800(税込)

text: Aki Fujii

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