コロナ禍のマスク生活で、マスクの中の自分自身の口臭がとても臭いことが悩みでした。さまざまなマウスケアなどを試した結果、舌苔(ぜったい)のケアをすると、嫌な口臭だけでなく口の中のねばつきも落ち着いて、口の中がすっきりしたのです。舌苔対策に始めた舌クリーニングや、舌苔ケアの効果についてお話しします。

マスク生活で実感した自分の口臭



これまで自分の口臭はある程度気になってはいたものの、マウスウォッシュをする、まめに歯磨きをするといった一般的な口臭ケアをしているだけでした。しかし、コロナ禍でマスク生活が続く中、自分のマスクの中のにおいが臭すぎる! と感じるようになったのです。

普段はデスクワークで、仕事中に時々水分をとったり、気分転換に飴を食べたりしていましたが、時間がたつとにおいと共に、口の中のねばつきも気になるように……。人と話すときはマスクをしているため、相手に口臭がにおうことはほとんどないはずですが、もしマスク生活が終わってこんなにひどい口臭のままだったらどうしよう……と不安になり、口臭ケアをより一層強化することにしました。

ネットで調べてみると、口臭の原因の1つとして「舌苔(ぜったい)」があることを知りました。歯磨きの際に、時々歯ブラシで舌を磨くことはありますが、あまり激しく磨き過ぎるとえずいてしまうため、さほど気にしていなかった舌苔。しかし、舌苔がたまると口の中がネバネバし、口臭をひどくする原因となることを知り、今まであまりやっていなかった舌苔ケアをしっかりやってみようと決意したのです。

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舌クリーニングで舌苔ケアをスタート



ドラッグストアなどでは舌苔を取る専用の舌ブラシや舌磨きジェルが売られているのを改めて知りました。これまでマウスケアグッズはいろいろとチェックしてきたほうですが、舌ケアのためにこんなにもグッズが充実していたのか! と驚きつつ、どれにしようか選ぶのもとても楽しかったです。

ドラッグストアでは、舌苔を落とす舌ブラシと舌苔クリーナー、そして舌専用クリーニングジェルを購入。値段はそれぞれ一般的な歯ブラシ、歯磨き粉とあまり変わらず、特に高いという印象もありませんでした。

舌クリーニングは、1日に何度もやりすぎると、舌の粘膜を傷つけてしまうことがあるそうです。タイミングとしては寝ている間に口の中にたまった雑菌などを飲み込んでしまう前にやったほうがいいとのことだったので、クリーニングは毎日1回だけ、朝起きて歯磨きをした後におこなうようにしました。舌ブラシは、ブラシ部分が柔らかいシリコン素材になっており、舌専用のクリーニングジェルを使って、やさしくなでるように舌苔をこすり落とします。

舌苔クリーナーは歯ブラシのような見た目ですが、歯ブラシの先部分が丸い輪っかになっており、舌の上を滑らせると輪っか部分で舌苔をそぎ落とすようにクリーニングができるようになっています。舌ブラシで取れない舌苔は、舌苔クリーナーで落とすようにしました。

歯ブラシで舌苔をこすり落としていたときは、えずくことが多かったのですが、舌ブラシでやさしくなでるように舌苔を落とすと、えずくことなく舌クリーニングができました。