栗をメインにあしらい、周りを白くシュガーコーティングしたパウンドケーキ。焼き上がり直後にシロップに漬け込むことで口溶け滑らか。味もしっかり生地にしみ込み、香りや味わいが存分に楽しめます。
栗が盛り上がるシーズンがやってきましたー!わーい。今秋のご紹介は2022年6月に石川県小松市にオープンしたてのお店、女性オーナーシェフ吉岡順子さんによる「PATISSERIE JUNKO」さんから「カトルカール マロン」のご紹介でございます~。
最初に念のため書いておきますと、「カトルカール」はフランス語で「1/4が4つ集まった」つまり、ケーキでいうと「バター・砂糖・卵・小麦粉」4つの素材が同量のケーキの意味でございます。よく耳にする「パウンドケーキ」と同じ意味でございますよ~~~。
ギフト箱はシュッと細長スリムな長方形、グレートーンでオシャレです。そしてカトルカールマロンそのものも、全体が真っ白にお砂糖コーティングされたフォルムでキレイ~。
実は、栗をメインにあしらったカトルカールで、周りを白くシュガーコーティングしているタイプって、意外に少ないかと思います。そんな希少さも嬉しい。
で。箱をあけた瞬間から「フレッシュさ」が五感に伝わってきます。ナイフを入れた時のなめらかさも指先に感じてきますし、断面の見た目色ツヤが黄金色でキラッ!として、風味良さもございます。
わくわくしながら頂きましたら、生地がスーーーッととろけていき、後から香りの余韻がふわ〜っと広がってきます。おいしゅうございます~。
栗は洋栗で、華やかな香り上品さが良きでございます〜。個人的には和栗が好きなのですが、シェフの「1年中 気軽に召し上がってほしい」との思いと、生地のフレッシュさにフランス栗の風味がよく馴染み、安定した味のバランスが保てるそう。
シェフに素材のこだわりを伺うと、基本素材の中で一番鮮度が重要になる「卵」は「小松産」にこだわっているそうです。地元「本多農園」さんの、抗酸化飼料と天然水で育った健康な鶏の卵で、特有の生臭さが少なく濃厚な甘みとコクが特徴だとか。
たしかに~。この食べた時のフレッシュさは、卵の鮮度良さが影響大きいのですね。地元素材を使うことって、鮮度良さや地産地消にもなり良いことばかりかも。
また、独特の滑らかさは、気密性に優れたオーブンで「蒸し焼き」することでしっとりした口当たりに。さらに、焼き上がり直後にシロップに漬け込む事で口溶けまで滑らかになるそう。お味もしっかり生地にしみ込んでいるし、香りも存分に広がるのですね。
私はオープンして間も無くの7月に、お店に伺いました。外観内観、見た瞬間から「え!小松に(←すみません)こんなオシャレなお店ができたのか~」と良い意味で驚き、シェフにもお会いしすっかりファンになりました。
その時は生ケーキなど現地でしか頂けないものを中心にいただいたのですが、見た目フォルムの可愛らしさ、味の組み合わせ方のセンスよさ、焼きたて生地のおいしさも印象的でした。
まるでその時の生感覚な「そのまま焼きたてフレッシュ」さを感じるカトルカールでございます。
1年中入手可能です。スタイリッシュさもあり、自分ご褒美にもギフトにもぜひ、おとりよせを~♪