家を建てる流れやスケジュールを解説!

②土地の契約(1か月程度)

土地探しは、家を建てる過程において大切なポイント。人によっては理想の土地が見つからずに長い期間がかかってしまうこともあるため、土地探しは余裕をもって期間を設けておくことが大切です。

家を建てる際の、土地探しに関するポイントをご紹介します。

 

土地ポータルサイトを見ながら、選択肢を広くして探す

依頼する不動産会社や住宅会社を探しながら、並行して家を建てる土地も探していきます。家を建てる場所が悪いと生活がしにくく、家を建ててから「失敗した」という事態になりかねません。

家を建てる土地を探すには、土地ポータルサイトを見ながら探すのがおすすめです。また土地探しをする際は、あまり選択肢を狭めすぎないことがポイント。通勤にかかる時間や周辺環境、日当たりのよさなど、数多くの項目を見比べながらも広い視野を持って比較・検討を重ねましょう。理想の土地が見つかるまで時間はかかりますが、一生その場所で生活する可能性があるため慎重に探しましょう。

家を建てる際の土地探しは、依頼を検討している不動産会社や住宅会社に希望エリアを伝えて協力してもらうのもおすすめです。

 

土地を購入する前に地盤調査を行う

地盤が弱い土地の場合は地震の被害に遭う可能性があるため、地盤調査をしておく必要があります。問題がある場合は、セメントを使用する「表層改良工法」や、円柱状の杭を打ち込む「柱状改良工法」などの地盤改良工事を行います。

地盤調査は、土地を購入する前でも土地の売主の許可があれば可能です。土地を購入する前に行うとよいでしょう。

 

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③プランの確定(1~2か月程度)

家を建てる事前準備・土地探しが終わったら、具体的な家のプランを決めていきましょう。

 

家の間取りを決める

家を建てる土地が決まったら、土地の広さに合わせて家の構造や大きさ、間取りを決めていきます。

家の間取りを決める際は、生活動線や必要な部屋など、具体的なイメージを不動産会社や住宅会社に伝えることで、理想に近い間取りを提案してくれます。 また図面を見た際に違和感があった場合は、担当者に遠慮なく相談しましょう。素人目線では難しいと思う修正内容でも、プロが調整してくれます。

ここで大切なのが、打ち合わせの内容を文章として残しておくことです。家を建てる際は何度も住宅会社と打ち合わせを重ねるため、言った・言わないの問題に発展するケースも多々あります。もちろん担当者も打ち合わせの内容は残していますが、家を建てる本人も打ち合わせ内容を記録したり、もらった書類などはファイリングしておきましょう。

 

建築請負契約をする

建てる家のプランが決まったら、住宅会社や工務店などと家を建てる「建築請負契約」を結びます。契約書や見積書、設計図が用意されるので、家を建てる打ち合わせで話した内容と差異がないか確認しましょう。

一度建築請負契約を結んだら、「打ち合わせと内容が違う」という理由で解約すると、違約金が発生してしまうケースも。すべての書類に目を通して、気になる点は質問することが大切です。

家を建てるのはとても大きな買い物。どんなに小さなことでも質問しておかないと、あとで後悔するかもしれません。家を建てる際、打ち合わせを通して担当者と信頼関係を築いておくことで、なんでも話せる関係になります。担当者との相性も見定めながら、打ち合わせ・契約を行いましょう。

 

住宅ローンを申し込む

家を建てる建築請負契約を行なったら、正式に住宅ローンの申し込みをします。住宅ローンには事前審査と本審査があり、審査結果が出るまで1〜2週間程度の時間が必要です。

建築請負契約をする前に、金融機関に住宅ローンの相談をしておきましょう。目安の借入可能額などが把握できるため、家を建てる際にどれだけの予算を割けられるかがわかります。