日本でタンに目覚めた韓流スターたちが通う!焼肉本場の韓国で、部位別に狙い撃ちしたい店5選

焼肉の聖地・韓国で、好物の部位は狙い撃ちしてはいかがだろう。

韓牛だからなせる、高クオリティの味わいとは?



1.絶品部位・タン

『초원/草原(チョウォン)』@南営洞(ナミョンドン)



日本とは異なり、タンをおく店が少ない韓国。だが、カルビもロースも旨い韓牛のタンが、旨くないわけがない。

現地駐在の日本人をはじめ、日本でタンに目覚めた韓流スターたちが通う店は当然あって、それが南営洞にある『チョウォン』だ。

舌の内側の柔らかい部分のみを厳選した「特上タン」は、まるでステーキのように極厚。炭火でじっくり焼き上げたら、特製のカンジャンソースにくぐらせていただく。

あっさりした味わいに甘じょっぱさが絡み合い、箸が止まらないこと確実だ。

■店舗概要

店名:초원/草原

住所:ソウル市龍山区漢江大路80ギル7

TEL:010-4976-5949

営業時間:12:00~(L.O.22:30)

定休日:無休

席数:94席

IG:@chowon.official



2.絶品部位・ロース

『신사약방/新沙薬房(シンサヤッパン)』@新沙洞(シンサドン)



“ソウルの人気焼肉店にこの人アリ”、と言われる精肉のスペシャリスト、チェ・ジョンラクさん。

“肉=薬”という信念をよりダイレクトに伝えるべく、3年前に自らの店をオープン。これまでのノウハウを注ぎ込み、韓牛のエイジングビーフを提供する。

使う肉は韓牛の産地として名高い慶尚南道の経産牛のみ。それも肉質を見極めながら、50日から3ヶ月熟成させ、旨みと栄養を凝縮。

看板メニュー「韓牛発酵ロース」は、きめ細やかな肉質で、ここでしか味わえない逸品だ。



■店舗概要

店名:신사약방/新沙薬房

住所:ソウル市瑞草区ナルト路ギル12ギル35

TEL:02-518-5588

営業時間:【月~金】16:00~(L.O.21:30)

     【土】13:00~(L.O.21:30)

     【日】13:00~(L.O.21:00)

定休日:無休

席数:全65席

IG:@sinsa_2021



3.絶品部位・カルビ

『벽제갈비 더청담(ビョクゼカルビ ザ・チョンダム)』@清潭洞(チョンダムドン)



表裏でクロスするよう切れ込みを入れるダイヤモンドカット。火が均一に入るだけでなく、余分な脂が落ち、また煙をまんべんなくまとうことで香ばしさもアップ。カルビのポテンシャルを最大限に引き出すとされる。

ここでは最も等級の高い1++の韓牛のみ、さらにその中でも1%にも満たないと言われる“雪花韓牛”を厳選し提供。

柔らかくジューシーな味わいの最後に残る脂の甘みこそ、幸福の余韻。

盛り付けられた器も美しく、パンチャンも懐石の八寸のように見目麗しい。

店内はすべて個室で完全予約制。訪韓するハリウッドセレブや国賓も度々訪れるという。

韓牛の実力を知れる高級店だ。



■店舗概要

店名:벽제갈비 더청담

住所:ソウル市江南区島山大路81ギル25

TEL:02-512-9593

営業時間:ランチ 11:30~(L.O.14:20)

     ディナー 17:30~(L.O.21:10)

定休日:無休

席数:52席(個室11室)

URL:https://www.thebyeokje.com/



4.絶品部位・バラ

『부농정육식당(プノンジョンニュッシッタン)』@松坡(ソンパ)



チャドルバギとは、あばらの霜降り部分を指し、脂身と肉のバランスが味わいを大きく左右する部位。

脂多めであればホルモンのような食感、赤身多めなら焼きしゃぶのような食感がそれぞれ楽しめる。

「新鮮な韓牛には熟成が必要ない」とは、この店を切り盛りするオモニ。35年以上前から精肉店を運営してきた彼女だけに、説得力あり。

看板メニューのチャドルバギも、前日に捌いた韓牛のみにこだわっている。

たっぷりの野菜と一緒にビールで流し込む、が鉄板だ。

■店舗概要

店名:부농정육식당

住所:ソウル市松坡区百済古墳路28ギル29

TEL:02-413-3308

営業時間:【月~金】14:00~(L.O.21:30)

     【土】13:00~(L.O.21:30)

定休日:日曜、祝日

席数:44席



5.絶品部位・もも

『언양불고기(オニャンプルコギ)/プノン精肉食堂』@論峴洞(ノニョンドン)



韓国では地域によって食べ方が異なるプルコギは、ももが主流。おなじみは鉄鍋で煮込むソウル式だが、せっかくなら日本ではなかなか味わえないスタイルにトライしたい。

BTSが練習生時代を過ごしたという論峴洞エリアにあるここは、炭火の網焼きで食べる彦陽(オニャン)式プルコギの店。

煙とともに鼻腔をくすぐる甘い香りが立ち上れば、メクチュ(ビール)でいくか、コンギパプ(白米)でいくか、嬉しい悩みが生まれる。



■店舗概要

店名:언양불고기/プノン精肉食堂

住所:ソウル市江南区鶴洞路2ギル15

TEL:02-548-2684

営業時間:ランチ 12:00~(L.O.14:00)

     ディナー 16:30~(L.O.20:30)

定休日:不定休(月に1回)

席数:54席



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