石川県産のもち米のみ使った蒸米と、契約栽培の酒造好適米「フクノハナ」のみを原料にした米麹を使った「本みりん」。汁物・煮物・焼物といった和食にはもちろん、洋食や中華料理など、ジャンルを問わず使えます。
毎日、食事の支度に欠かせないのが基本の調味料。毎日身体に入れるものだからこそ、こだわって良いものを使いたいと常々考えています。
そんな中、出会ったのがこの福光屋さんの「福みりん」!
「これは飲んでも美味しいんですよ!」と勧められたものの、最初は味醂を飲むことに抵抗がありました。だってみりんって料理に使っていても1度も飲んでみたいとか、美味しそうって感じたことがなかったですからね。
でも福光屋さんの福みりんは、開けた時の香りが全然違ったんです!すごく芳ばしくて甘い、優しい香り。なんだか調味料というより、最初から飲み物のような…… これを嗅いでしまったら、全く抵抗なく飲んでました(笑)。
そうは言ってもアルコール度数は結構あるので氷で割ったんですが、これがまた美味しくてびっくり!!
福光屋さんの商品って、福光屋さんの味がするというか…… たぶん蔵付き酵母などの微生物が関係する味だと思うんですが、それが私はすごく好き!この福みりんもしっかり福光屋さんの味を感じられて、自然の甘みと旨味がギュッと詰まってます。こうなってくると「みりんって調味料だよね……?」みたいな感覚に(笑)。
そもそもみりんって一括りに言っても、いろんな種類があるのをご存知ですか?
まず「本みりん(酒類)」「みりん風調味料(アルコール1.0%未満)」「醗酵調味料(アルコールはあるが不可飲処置されたもの)」の3つがあり、さらに「本みりん」も、「レギュラータイプ」と「純もち米タイプ」の2種に分けることができます。アルコール度数も全然違えば、入っているものも違ってきます。
みりんにそんなにたくさん種類があるなんて知りませんでした。
福光屋さんは地元石川県産のもち米を使用し、昔ながらの製法で製造。米麹をたっぷり使うことで糖類を添加することなく、自然の甘みと旨みで構成されるんですね。しかも9種類もの糖類で構成されているので、奥行きのある上品な甘味とコクが出るそうです。
私は料理を作るときに「甘味は旨味」だと思って味付けしているので、少しの甘味を加えるだけでぐんと料理が美味しくなるんです。これを砂糖とか使わずに、この福みりんで調理すれば間違いないんですよね。
お料理以外にもカステラを焼くのが好きなんですが、カステラって焼き上がりにみりんをひたひたにしたクッキングペーパーでパックします。そうすることであのテリやしっとり感、香りが出るんです。試しに福みりんで作ったら、すごく美味しかった!まさに福みりん様々!!
一回使ったらもう手放せない調味料。毎日使うものだからこそ、少し贅沢しても身体に優しいもの、そして美味しいものをお勧めしたいと思います。是非お試しください!