「ハツユキカズラを植えてはいけない」と言われる理由とは?
ネットで「ハツユキカズラ」と検索すると、しばしば「植えてはいけない」「毒性」「デメリット」などの関連キーワードが出てきます。その理由は何でしょうか。
増えすぎる恐れがあるから
ハツユキカズラはつる性の枝を伸ばして這うように広がる植物です。適切な管理を怠った場合は、生育範囲を広げ、気根を出しながらつるを伸ばしてコンクリートにまで張り付くなど、庭や家屋の外壁を覆ってしまったり、他の植物を飲み込んでしまう恐れがあります。とはいえ生育速度はそこまで速くないので、植えっぱなしで手入れをしない、などということがなければ、ハツユキカズラの繁殖力はメリットとも捉えられます。
ハツユキカズラを育てる際は、植え方に注意したり、増えすぎないように適宜剪定をするなどの管理が大切です。
毒性があるから
ハツユキカズラはキョウチクトウ科の分類ですが、「キョウチクトウ」は強い毒性のある植物として知られています。そして、その仲間であるハツユキカズラも有毒植物と言われており、キョウチクトウほどの強い毒性はないものの、小さな子どもやペットがいる家庭では取り扱いに注意するとよいでしょう。
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ハツユキカズラの栽培12カ月カレンダー
開花時期:5〜6月
肥料:4〜10月
植え付け:4〜6月、9〜10月
挿し木:5〜7月