水や牛乳を一切使用せず、北海道産の生クリームを使用し焼き上げた、アイスクリームのようななめらかな口どけのスイーツです。マダガスカル産バニラビーンズの芳醇な香りと、キャラメリゼした香ばしさがマッチした濃厚な味わいが楽しめます。
カタラーナは、正式には「Crema Catalana(クレマ・カタラーナ)」と言い、スペインのカタルーニャ地方に古くから伝わるスイーツです。日本でよく食べていましたが、スペイン・マドリードで本場のカタラーナを食べたときに、パエリアでいっぱいなはずのお腹が喜んで、感動したことを覚えています。
みれい菓の「札幌カタラーナ」に出会ったのは、新千歳空港。
カタラーナは、牛乳と卵黄、砂糖などを鍋で煮てカスタードを作り、器に入れて冷やし固めて作りますが、この「札幌カタラーナ」は水や牛乳を一切使用せず、北海道産の生クリームを使用して焼き上げています。
しかも搾って5日しか日持ちしない北海道産純生クリームだけを使用しているから、フレッシュな味わいで、生クリーム本来の風味やコクもしっかり。さらに、アクセントとなるマダガスカル産バニラビーンズもたっぷり使い、その芳醇な香りが広がります。
素材本来の旨味を逃さないよう、スチームコンベクションで蒸気を入れながら低温でじっくり焼成しているので、濃厚でとてもなめらかな食感に仕上げられるそうです。常温で30分〜40分ほど半解凍すると、アイスクリームのような口どけを感じられます。
お店では半解凍で食べるのがおすすめされていますが、私は冷凍庫でよく冷やしたままで食べるのが、好きな食べ方。カチカチのカタラーナが口の中でゆっくりとろけるのが美味しいです。
スペイン全土で愛されているクリーム菓子「Crema Catalana(クレマ・カタラーナ)」をアレンジした新しいカタラーナ「札幌カタラーナ」。サイズも小さくコンパクトなので、贈り物にしても冷凍庫の幅を問わないのも嬉しいポイントです。