注文住宅の外観デザインを決めるポイント
外観デザインは、建物の形や窓の配置、エクステリアなどで印象が大きく変わります。自分の好きなテーマを決め、こだわるとよいでしょう。ここでは、外観デザインのポイントを5つご紹介します。
建物の形(シルエット)
建物の形で住宅の印象が大きく変わります。昔からある三角屋根もしくは四角い屋根、アーチ状の屋根なのかなど、屋根の形から考えてみるとよいでしょう。
窓の配置
窓は光や風を室内に取り込みますが、住宅の外観を決める大切な要素でもあります。大きな掃き出し窓やスリット窓など、デザインや配置によって印象が変わるため、慎重に選びましょう。窓は外観と室内の見え方、実用性を意識して決めてみてください。
建物の色
建物の色にはさまざまなバリエーションがあります。白色や黒色、茶色といったシンプルな色合いにするのか、青色や黄色など個性的な色にするのか考えてみましょう。大切なのは、建物のデザインに沿った色を選ぶことです。また複数の色を組み合わせるのではなく、1〜2色程度に留めておくのが基本です。
外壁素材
外壁素材の種類はさまざまですが、「タイル」「モルタル」「ガルバリウム」「サイディング」「ALC」が人気です。外壁素材は見た目だけでなく、質感や性能、価格などが異なるため、慎重に選びましょう。
外構・エクステリア
住まいの外観は建物だけでは決まりません。庭や玄関アプローチ、フェンスといった外構・エクステリアとセットで考えるのがポイントです。アメリカンな住宅であれば、庭は芝生がよいですし、モダンな住宅にはコンクリートが合うでしょう。テーマを決めて、外構・エクステリアを考えてみてください。
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外観デザインで失敗しない方法とは
注文住宅の外観デザインを考える際、いくつか注意しておきたい点があります。しっかり確認しておきましょう。
写真や画像でイメージを伝える
注文住宅の建築をお願いする住宅会社の方と打ち合わせをする際は、写真や画像でイメージを明確にしておきましょう。「モダン」と一言で言っても和モダンや洋風モダン、またその中でも軒(のき)の長さや屋根の大きさ・形など、それぞれイメージするものは異なります。
まず家族でどのようなイメージが理想的かを考え、住宅会社の方と打ち合わせを重ねましょう。
頭でっかちにならずに広い視野を持つ
具体的なイメージを持つことは大切ですが、いつの間にか理想のイメージが絶対条件となり、予算オーバーにつながることも。イメージはあくまでできる範囲でのものと捉えておきましょう。
周りの家との調和も考える
注文住宅をあまりに奇抜な外観デザインで仕上がてしまうと、注意の住宅から浮いてしまうというケースも考えられます。家族の色を表現しつつ、注意とも自然に溶け込めるようなデザインがおすすめです。