40代に入り、若いころのように傷がすぐ治らないなと感じることが多くなってきました。日常の小さなけがでも、完治するまで時間がかかることが増え、体の変化を感じます。特に、浅い傷なのに痕が残りやすくなったのにはとてもショックを受けました。体に傷を作らないことが一番ですが、傷になったときの対処も大切だと感じています。

傷の治りが遅くなった理由

加齢により、皮膚の再生力が低下してしまうことは自然なことだと思います。しかし、私の場合はそれに加えて2024年に入り、肺炎や扁桃炎(へんとうえん:ウイルスや細菌によって喉の奥にある“扁桃”が炎症する病気)、感染症など季節の変わり目に体調を崩すことが多かったことも原因なのではないかと感じています。そのせいで食欲減退が続いたので、体重の増減がこの半年でプラスマイナス5kgありました。そういった不安定な状態が自然治癒力を弱めているのではないかと思ったのです。

また、睡眠不足を感じる日も多々あります。体調が良くなると、体調不良の間にできなかった家事がたまりにたまっているので、それをこなすのに夜中まで起きて洗濯物を畳んだり掃除機をかけたりしなければなりません。そんなふうに不規則な生活をしていることも、免疫力が落ち傷の治りが遅いという負のループから抜け出せない状況を招いているのではないかと思います。

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特に痕が残る傷

傷といっても切り傷や刺し傷などいろいろ種類があります。その中でも私が40代になって、一番痕が残ると感じる傷は擦り傷です。擦り傷は、傷になった瞬間はあまり血が出ないことが多いので安易に考えがちですが、痕は残りやすいと思っています。

私は擦り傷ができたときには、ばんそうこうを貼るか、もしくは何もしないで終わっていました。しかし、傷が治っても薄いあざのように傷痕が残るということを気にし始めてからは、クリームを塗って保湿をしています。肌の乾燥は治りにくい原因だと思ったからです。あざになってしまった部分もすでに遅いとは思いつつクリームを塗っています。

まだ始めたばかりで、あざが薄くなるのか、傷痕が残るかはどうかはわかりませんが、保湿することは肌にとっても良いことだと思うので続けています。