20坪台ってどれくらい?建坪20坪台で平屋を建てるメリット・デメリットとは

土地や建てられる面積の広さによって、実現できる間取りはかなり変わってきます。延べ床面積20坪台で平屋を建てたい場合、どのような間取りを実現できるのでしょうか。

今回は、延べ床面積25坪で平屋を建てる際のメリットやデメリットをご紹介します。

 

20坪台の平屋にはどんな特徴がある?

「20坪台の平屋」といわれても、なかなか具体的なイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。20坪台の平屋でおすすめな部屋数をはじめ、平屋の特徴も併せてご紹介します。

 

20坪台の平屋は3~4部屋まで

1坪=3.3㎡となるため、25坪換算では約82.5㎡。畳で換算すると、約50枚分の面積となります。25坪の場合は、3~4LDKほどの間取りが一般的。3~4人家族の方に向いている住宅といえます。

子どもが2人いる4人家族の場合、夫婦の部屋で1部屋、子ども用に1部屋ずつ設ける3LDK、家族1人1人に居室を設ける4LDKがよいでしょう。

3人家族では、より広々とした生活空間を実現できます。

 

20坪台の平屋、特徴は?

20坪台の平屋はどのような特徴があるのでしょうか。メリット・デメリットをご紹介します。

 

20坪台の平屋のメリット

20坪台の平屋に住むメリットは、家事動線を確保しやすいこと。

平屋は2階建てと違って、すべての生活空間を1つの階層で完結させる間取りになります。各生活空間の間で階層をまたぐことはないため、洗面台や洗濯機置き場などを設けた水回りスペースとキッチンスペースを近くに配置しやすいといわれています。また、洗濯物を干すサニタリースペースも同じ階層に設置できるため、洗濯動線も効率的なものに仕上がるでしょう。

そのほか平屋は階段がないためバリアフリーな設計となり、転倒・転落リスクを防げることもメリットのひとつ。小さな子どもや高齢の方にやさしい設計といえるでしょう。

 

20坪台の平屋のデメリット

20坪台の平屋に住むデメリットは、4人家族の場合だと少し窮屈に感じる可能性がある点です。国土交通省が発表している「住生活基本計画」では、4人家族の最低居住面積水準は50㎡。望ましい面積としては、郊外の地域で125㎡、都市で95㎡とされています。25坪となると約82㎡となり、最低水準は満たしているものの、望ましい面積には届いていないことがわかります。

平屋の場合は、個人で使う居室と家族共用のLDKが同じ階層となるため、プライバシーの確保が大切です。

 

今回は、20坪台の平屋のメリット・デメリットをご紹介しました!坪数によって、適する・実現できる間取りはさまざま。

家族の暮らし方に適する間取りを考えながら、過ごしやすい間取りをつくっていきましょう!