企業型確定拠出年金を放置した場合の影響・リスクは?


資産が減る
【画像出典元】「stock.adobe.com/treety」

企業型確定拠出年金を放置しておくと、以下のようなリスクがあります。

年金が目減りする
運用指図を行わないため、意図しない運用となり年金資産が目減りする可能性があります。

手数料がかかり続ける
年金資産を預けている国民年金基金連合会に管理手数料を払い続けることになります。

60歳になっても受け取れない
所定の手続きを行わないと、60歳になっても年金を受け取ることができません。

(広告の後にも続きます)

手続きの仕方・資産の移し方

企業型確定拠出年金のあった会社を転職・退職した場合は、以下の方法で資産を移すことができます。

転職先の企業型確定拠出年金に移す
転職先にも企業型確定拠出年金がある場合、前の会社で加入していた企業型確定拠出年金から、転職先の企業型確定拠出年金に資産を移すことができます。

個人型確定拠出年金(iDeCo)に移す
転職先に企業型確定拠出年金がない場合は、自分で加入する個人型確定拠出年金(iDeCo)に資産を移すことができます。

どの手続きを行う場合でも、必要な書類や手続き方法などは、加入している金融機関や運営管理機関に問い合わせて確認しましょう。

また、国民年金基金連合会の専用窓口(03-5958-3736)に連絡すれば、自分の年金資産がどこにあるのかを調べてもらうことができます。ただし、この場合は手数料がかかる場合があるので注意が必要です。