いま話題のスキップフロアって?実例とともにご紹介

スキップフロアのデメリットやリスク

スキップフロアは多数のメリットがある一方、やはりデメリットも。スキップフロアを導入する際のデメリットやリスクを解説します。

 

転倒リスクがある

階段のある住宅にもいえることですが、やはり転倒リスクは避けて通れないでしょう。階段を設けるタイプのスキップフロアでは段差があることに気づきやすい一方、小さな段差のみ設置されたスキップフロアの場合は、段差に気づかず転倒してしまうリスクもあります。

そのほか段差が高いスキップフロアは上り下りの際、足腰に負担を与えやすいともいわれています。転倒リスクやバリアフリーの観点から考えると、スキップフロアは一定のリスクがあるといえるでしょう。

 

高い技術が求められる

スキップフロアは特殊な間取りになるため設計の難易度が高く、対応できる住宅メーカーが限られてしまうケースもあります。スキップフロアの実績が豊富な住宅メーカーに依頼するなどの工夫が必要になるでしょう。

 

建築費が高くなる

スキップフロアは一般的な間取りの住宅より材料費がかかるだけでなく、耐震への備えに関する費用も必要です。床面積も大きくなるため家の資産価値が上がり、固定資産税も高くなります。

スキップフロアを導入する際は、コスト面も考慮する必要があると把握しておきましょう。

 

空調効率が悪くなりやすい

スキップフロアは壁で部屋を仕切るわけではないため、空調効率がどうしても悪くなりやすい点がデメリットです。LDK(リビング・ダイニング・キッチン)にスキップフロアを設ける場合は、LDKに設置している1つのエアコンで空調を管理します。

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まりやすいため、断熱性能を高めたり空気の循環を促進させるなどの工夫が必要です。

 

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坪数別にスキップフロアの実例をご紹介!

スキップフロアの導入事例にはどのようなものがあるのでしょうか。スキップフロアの間取りを写真とともにご紹介します。

 

【26坪】収納として普段使いしやすいスキップフロア

家族みんなが使うリビングにスキップフロアを設置すると、用途が限られず使い勝手のよい空間になります。スキップフロアの下部分に奥行きと深さのある収納スペースを取り入れることで、リビングにある小物類を収納できます。

家族みんなが使うリビングは、すっきり保ちたいもの。スキップフロアを収納スペースとして活用する間取りで、いつでも片付くリビングに仕上がります。

 

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>>【日常的に使える中2階がオシャレな平屋】見学会のお家をご紹介!#60【生活しやすすぎる動線のある家】【ルームツアー】【LibWork】

 

【29坪】LDKに設置したおしゃれなスキップフロア

LDKの目立つところに高めのスキップフロアを導入すると、メリハリのあるおしゃれな空間に仕上がります。段差を5段ほど設置したスキップフロアで、収納スペースはまるで蔵収納のように広くなっている点が特徴です。

平屋にスキップフロアを導入することで、2階のような雰囲気を味わえるだけでなく収納スペースも確保できるのです。

 

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>>【中2階から見たリビングが超気持ちいい平屋】見学会のお家をご紹介!第26回【キッチンもカワイイ】【ルームツアー】【新築一戸建て】

 

【35坪】和室が素敵なスキップフロア

スキップフロアに畳を設置して、和室のような空間にするのもおしゃれに仕上げるコツ。和室を取り入れたいけれど部屋数に余裕がないという方にもおすすめです。洋風なリビング・ダイニングに和室のスキップフロアを併設することで、ぐっとおしゃれな和モダンデザインに仕上がります。

また小さな子どもがいる家庭の場合、リビングの近くにおむつを替えたり寝かしつけたりするスペースがあると便利ですよね。ソファや椅子だけでなく床に座れるスペースも設けることで、使い勝手のよいリビングに仕上がります。

 

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>>【孫が喜ぶ工夫が沢山ある平屋】見学会のお家をご紹介!第91回【子ども家族も実家に帰省しやすい!】【ルームツアー】【LibWork】

 

【40坪】すべり台で遊び心満載のスキップフロア

スキップフロアの段差部分をすべり台にするというユニークな事例もあります。子どもだけでなく大人もワクワクできるような、遊び心満載の家に仕上がっていますね。

以上のように、スキップフロアは設計の工夫次第で多種多様なデザインにできます。家族の好みや家のテイストに合ったスキップフロアを検討するとよいでしょう。

 

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>>【中2階・アトリエだけじゃない!驚きの設備搭載!?】見学会のお家をご紹介!第114回【子どもの夢とお手伝いの効率を備えた家】【ルームツアー】

 

【42坪】スキップフロアに扉を設置し、秘密基地のような空間に

スキップフロアに扉を設置するのもよいでしょう。高さに制限があるためどうしても閉そく感はありますが、秘密基地のような空間を実現できます。

スキップフロアに扉を設けることで完全に独立した部屋になるため、集中できる書斎スペースや趣味の部屋としても活用できます。

 

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