安全性は大丈夫? アスベスト(石綿)混入は?
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バーミキュライトは、1970年代から1980年代にかけてアメリカのリビー鉱山で採取されたものは毒性の強いアスベスト(石綿)が多く混入しているとして問題になりました。主に建物の塗装にそのバーミキュライトが使用されましたが、現在はこの鉱山は閉鎖されています。
さらに2006年からアスベストの含有量が重量に対して0.1%を超える製品の製造・譲渡などを禁止する労働安全衛生法の改正施行令が実施されました。その後も農林水産省の指導の下、製造業者に対して継続的な安全性の確認が行われています。また、前述のように日本で使われているバーミキュライトの産地は、日本、中国、南アフリカ、オーストラリアなので、アスベストが混入している危険性はないと考えてよいでしょう。
ガーデニング用バーミキュライトの健康被害は通常の使用方法では基本的に無く、バーミキュライトは安心して使える安全性の高い資材とされています。
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バーミキュライトの購入の仕方、価格
バーミキュライトは、ホームセンターや園芸店、ネットショップ、100円ショップ(ダイソー)などで購入することができます。
価格はメーカーによりますが、例えば園芸資材のあかぎ園芸の商品は、40lで3,180円、18lで1,380円、5lで600円、3lで300円、瀬戸ヶ原花苑 では、10lで1,000円前後、60lで3,100円前後です。
100均の場合、2lで110円(税込)で、値段は安いですが単価で考えると高くなります。少量のみ使用したいときにはおすすめです。