30代半ばから肩凝りがひどくなって、整形外科を受診したことがある私。原因はネイルの仕事で長時間同じ体勢でいるためだろうということでした。その後、肩凝りは治まったのですが、スマホを長時間見続ける習慣が付いて、また肩凝りが悪化。手首や腕が固まって、伸ばすと痛くなるほどでした。そんなある日、肩凝り以外に左手の指がしびれるようになってきたのです。

ひどい肩凝りと左手の指にしびれが



ある日を境に、肩凝りがひどくなり、腕も痛く、時々左手の指先がしびれるという症状が出始めました。

それでもスマホの見すぎが原因と思い、肩のストレッチやしびれのある左手ではなく右手でスマホを持つことを意識するようにしました。それ以外にもスマホスタンドを利用したり湿布を貼ったりなど、いろいろ試しましたが改善はしませんでした。

スマホの見すぎが原因で病院に行くのもはばかられ、痛みに耐えながら過ごしていました。

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診断は肩凝りじゃない!?



とうとう腕が上がらないほど痛くなったため、恥を忍んで以前肩凝りでお世話になったことがある整形外科へ。

「スマホの使い過ぎによる肩凝りだと思う」と話をして、先生や看護師さんと笑いを交えながら診察していただき、X線検査もしていただきました。

1回目のX線検査の結果で、先生が何やら驚き顔。もう一度角度を変えて撮ることになり、2回目の結果で、「信じられない……」という表情の先生にドキドキしながら結果を待っていると、「骨折してるよ」と言われました。

腕の痛みはスマホの使い過ぎによる肩凝りではなく「剝離骨折(はくりこっせつ)」というものでした。