65歳以上で退職した場合は「高年齢求職者給付金」

65歳以上で退職する場合は、失業保険の代わりに「高年齢求職者給付金」を申請することができます。

高年齢求職者給付金は、65歳以上の高齢者が離職して失業状態にあるときに支給されるものです。失業保険と同様、再就職活動を行っていることが条件となります。なお高年齢求職者給付金を受け取るには、以下の3項目を満たす必要があります。

離職時に雇用保険に加入しており、65歳以上である
離職日以前1年間に、雇用保険に入っていた期間が通算して6カ月以上ある
失業の状態にある

上記の条件を満たすと、雇用保険に入っていた期間が1年未満の人は30日分、1年以上の人は50日分の給付金を一括で受け取れます。

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失業保険を受給するために必要な手続きと書類

失業保険を受給するためには、以下の手続きが必要です。

1.    離職票の取得:会社から離職票を発行してもらいます。
2.    ハローワークへの登録:最寄りのハローワークで求職の登録を行い、雇用保険の説明会を受講します。
3.    求職活動:ハローワークの紹介などを通じて、積極的に求職活動を行います。
4.    失業認定:原則として4週間に1度、失業の認定(失業状態であることの確認)を行い、失業状態であることの確認がされれば失業手当を受け取れます。