「SELF LOVE」で高めるメンタルヘルス

10月10日は、WHO(世界保健機関)が協賛する国際記念日の「世界メンタルヘルスデー」。いま一度メンタルヘルスに向き合い、人生のクオリティを高めるよい機会に。心身の健やかさを手に入れ、幸せを感じるためのTIPSをご紹介。

新型コロナウイルスのパンデミックを経て、生活や経済活動が次のフェーズへと移ったいま、「メンタルヘルス」に変化や不調を感じている人は多いのではないだろうか。1992年に制定された「世界メンタルヘルスデー」は、メンタルヘルス問題に関する意識を高め、偏見をなくし、啓蒙していくことを目的としている。「限界まで頑張ることが美徳」「犠牲を払ってでも成長を目指す」といったかつての“成長神話”が見直されつつある昨今。自己愛や自己肯定感を高めることを意味する「SELF LOVE」というワードが注目されるようになり、社会において“自己をいたわること”の価値が向上。著名人が一時的に活動休止することも増えるなど、疲れたら休む、無理をしすぎないといった選択が支持されるようになったのだ。

私たちが始めるべきことは、食事や睡眠、運動といった基本的な生活習慣の見直し。とりわけ、「睡眠」はメンタルの健やかさにとって、最も大切な要素のひとつといえるだろう。英気を養い、自信を高め、休息感を得るためのリトリートや、セルフケアアイテムでリラックス時間を充実させるのもよい選択。ビューティの世界にも、“自己愛”的なコンセプトが増え、安らかな心へと整えながら、夜の眠りの力で美しさを呼び覚ますコスメが増えている。この秋は、「SELF LOVE」発想へと切り替え、人生を幸福感で満たす好機。自身のライフスタイルにあわせた過ごし方を模索してみてはいかがだろう。

シックスセンシズ 京都

五感を癒やす睡眠プログラムで“生まれ変わる”感覚

日本初上陸の自然派ラグジュアリーリゾート「シックスセンシズ」のスパは、従来の領域を超えた新たなメニューを提案。ウェルネスプログラムの中に、睡眠を最適化するためのメニューをラインナップ。4日間コースの場合、専門家がマンツーマンでスケジュールを作成。プログラム中に睡眠計測を受けられ、計測データを参考に、睡眠を促す食事やヨガを基にした睡眠科学、瞑想、スパトリートメントなどを組み合わせたメニューを提案してくれる。客室は「快眠」のための工夫が凝らされており、ハンドメイドによる特注のオーガニックマットレス、遮光カーテンやリカバリーパジャマなどで心地よい環境に。バケーション後には、活力に満ちた心身になれること間違いなし。

スパは木や石などの天然素材が多く使われ、落ち着いた癒やしの空間となっている。温浴施設やサウナに加え、ジムやスタジオも完備。ワークショップを体験できるスペースも

シックスセンシズ スパ 京都
住所:京都府京都市東山区妙法院前側町431
tel:075-531-0712
料金:スリーププログラム 4日間 ¥145,350
www.sixsenses.com/jp/kyoto

text: Kiriko Sano

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心と体を整えて、本来の自分を取り戻すリトリートステイ

慌ただしい毎日を過ごす私達に必要なのは、自身と向き合うための時間。喧騒から切り離されたラグジュアリーな空間と、体も心も喜ぶ食事やトリートメント、それらがもたらす上質な眠り。全てをかなえてくれる“リトリートステイ”で、本来の自分を取り戻そう。