アメリカ、アルゼンチン、トルコ、エストニア、日本の名ピアニストたちの 魅力に出会う、濃密な二日間。
「ピアノ」をキーワードに、ジャンルレスに世界の今のピアノ音楽を集めた画期的なフェスティバル「ザ・ピアノエラ2024」が今年も開催。会期は、芸術の秋深まる11月22日(土祝)、23日(日)。6 回目を迎える今回は、アメリカ、アルゼンチン、トルコ、エストニア、日本からジャンルを越境した独自のピアノ音楽を創造するアーティスト 6 組が出演する。
黒鍵と白鍵と戯れるダイナミズムをストレートに感じられる音楽純度が高い本フェスティバルは、アーティストの想像力に触れ、彼、彼女らが生まれ育った国特有の文化や地域性を感じ取ることの楽しみをも含んだ、体験ができる。
「Day1」はポスト・クラシカルの伝説的デュオ、バルモレイ。エストニア出身でロンドンを拠点に活動するハナキフ。音楽家の原摩利彦が、作曲や演奏をともにする坂本美雨、弦楽奏者(須原杏、銘苅麻野、角谷奈緒子)らと共演。
「Day2」はアルゼンチン音楽を代表するアーティストであるカルロス・アギーレ。建築家でもある音楽家ビュシュラ・カイクチャ。WONK やKing Gnuのメンバーである江﨑文武などが登場。一音、一音、丁寧に紡がれる音楽家たちの演奏に身を浸す体験は、心の静寂や、内なる情熱に出会う大切なモーメントになるだろう。
ポスト・クラシカルのデュオ、バルモレイ。アンビエント・アメリカーナとコンテンポラリー・クラシックの融合に注目。
プリペアドピアノをメインに、故郷エストニアの聖歌や伝統音楽を反映した音世界を響かせるハナキフ。
世界で起こっている出来事や日々のささやかなことについてコミュニケーションを 深め、音楽的なコラボレーションへと昇華する原摩利彦と坂本美雨。
アルゼンチン、南米への愛と先住民族へのリスペクトを胸に、美しい旋律を奏でるカルロス・アギーレ。
イスラム圏のピアニスト、ビュシュラ・カイクチャ。プリペアードのアップライトピアノによる叙情的で神秘的なサウンドを響かせる。
映像がイメージされるような内省的な音楽世界を奏でる江﨑文武。MIDIピアノを使ったステージを披露する。
Event InformationTHE PIANO ERA 2024
日 時 : 2024年11月23日(土祝)・24日(日)/15:45開場 16:30開演(両日とも)
会 場 : めぐろパーシモンホール 大ホール
チケット : 指定席単日券:8,800円 自由席単日券:8,300円 指定席2日通し券:16,800円 自由席親子券:13,800 円
※未就学児入場不可
※自由席エリアは当日発表。
※自由席親子券は大人1名+中学生以下1名ご入場できます。入場時にお子様同伴の確認をさせていただきます。席は自由席エリアです。
プレイガイド
LivePocket https://t.livepocket.jp/t/pianoera2024
イープラス https://eplus.jp/pianoera2024
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/pianoera2024/
めぐろパーシモンホール https://www.persimmon.or.jp/ 03-5701-2904(10:00-19:00)
※イープラス・チケットぴあ・めぐろパーシモンホールチケットセンターは単日券(指定席・自由席・親子券)のみ取扱。
thepianoera.com
text : Seika Yajima