5.雨漏り修理に関するQ&A
ここからは、雨漏り修理に関するよくある質問にお答えします。
リフォーム前に知っておくことで、業者への依頼や打ち合わせがスムーズになることもありますので、ぜひ参考にしてください。
Q1.雨漏りの修理期間はどのくらいですか?
雨漏りの修理期間は原因箇所や破損の程度によって大きく異なります。
平均すると2~10日程度で完了することが多いのですが、屋根の葺き替えや外壁の張り替えなど、大掛かりな工事を伴う内容になると、数週間から1ヵ月以上かかることもあります。
また梅雨など雨の時期が続くと、業者への問い合わせが増え、修理に対応してもらうまでの期間が延びることも。早めに相談するのがおすすめです。
基本的に雨漏り修理期間中も、普段通りに生活できます。ただし天井の張り替えや内装リフォームも必要な場合は、仮住まいを検討した方がよいかもしれません。
Q2.雨漏りの修理に住宅購入時の保証は使えますか?
契約の時期や内容によっては、売主に保証してもらえることがあります。
まず購入した住宅が、新築か中古かによって保証期間が異なります。
新築:引き渡し後10年以内は、躯体への保証が義務付けられている
中古:引き渡し後、通常2年の保証がされる
新築住宅の場合、注文住宅・建売住宅にかかわらず、10年間は躯体への保証が義務付けられています。
(躯体とは壁・柱・基礎・基礎ぐい・土台・屋根など住宅の構造を支える重要な部分)
もし新築住宅の引き渡し後10年以内に雨漏りが発生した場合、保証を利用して修理ができる可能性が高いでしょう。
中古住宅の場合、売主が不動産業者だと通常2年程度の保証期間があります。ただし売主が個人の場合、保証なしで売買されていることが多く、責任追及が難しいケースが多いでしょう。
Q3.修理をした後に再度雨漏りした場合どうすればよいですか?
雨漏りが再発した場合、どんな保証が受けられるのか確認しておきましょう。保証がない場合、より高度な技術や機材で診断できる業者を探すことをおすすめします。
雨漏りは複数の要因が絡んでいるため、プロでも原因箇所の特定が難しいと説明しました。
そのため、契約前に万一雨漏りが再発した場合、どんな保証が受けられるのか話し合いましょう。可能であれば、雨漏りが完全に止まるまで修理をしてくれる業者を選ぶのがベストです。
ただし、修理後に雨漏りが再発したケースもあるでしょう。
以前修理してもらった業者に問い合わせて、保証が受けられないか確認し、もし保証がない場合は別の業者を探します。その際も、保証については確認してから契約することをおすすめします。
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6.まとめ
雨漏りを発見したらできる範囲で応急処置を施し、被害が広がらないようにすることも大切ですが、早めに信頼できる業者を探すことが大切です。
雨漏りの原因箇所を特定するのはプロでも難しいため、経験豊富な業者や、高度な技術や機材を持つ業者を選ぶとよいでしょう。
ゲリラ豪雨など異常気象で雨漏りのリスクが高まっているため、いざというときに慌てないよう、雨漏り修理の知識を覚えておくと安心です。
「雨漏りを見つけたのだけれど、どの業者に頼めばいいか分からない」「業者を比較する時間がない」などのお悩みがあれば、リフォームガイドの利用もおすすめです。
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