2児の母、のむすんさんが自身や知人の過去の体験談をもとに描いたマンガ。
38歳でパート勤めのみなこさんは、夫と小学生の息子と平和に暮らしていました。ある日、大学時代の友人、るりあと偶然の再会をします。
2人が出会った大学時代、孤独だったみなこさんを救い出してくれた恩人のるりあ。るりあは昔から多少のわがままなところもあり、再会したときにるりあはトゲのあるコメントをしてきましたが、みなこさんは仲良くしていきたいと考えています。
あのころと変わらない友人に対して、私は…
独身のるりあは、みなこさんの家庭の話を聞くとマウント心に火がつきます。一流企業に勤める彼氏と早く結婚をして、自分のほうが格上だと言いたいるりあ。一方のみなこさんは……?
こんにちは。みなこです。
るりあとカフェでお茶をした後、私は家で家事をしながら考え事をしていました。
るりあの「子どもを産むと女じゃなくなる感じね」という言葉が私の心に引っかかっています。たしかに私は日々の忙しさを言い訳に、美容に力を入れていません。
夫はやさしくて真面目で、家族を大切にしてくれますが、正直お給料は満足のいくほどもらえていません。
これから息子の習い事や食費などもっと出費がかさんでいくことを考えると、不安でいっぱいです。
るりあは一流企業の彼との結婚が決まっているそうなので、こんな心配なんていらないんだろうな……。
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るりあから言われたことが、胸に刺さっているみなこさん。
家事に育児、パートもしているとなかなか自分のために費やす時間はありません。
子どもとの将来を考えるとお金のことも悩ましいもの……。学生時代と変わらずきれいで、一流企業に勤めるパートナーを持つるりあを見て、みなこさんはうらやましく思っているようです。とはいえ、人は人、自分は自分。卑屈にならず、やさしい夫や息子のことを大切にしてもらいたいですね。
※このお話は体験談をもとに作成していますが、個人が特定されないように多少の脚色を交えています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者/のむすん
ブロガー。自身や知人の過去の体験談をもとにマンガを描いている。2児の母。ホラー映画が好き。