おしゃれでシンプルな白い壁紙のデメリット
メリットの多い白の壁紙ですが、デメリットと感じられる点も押さえておきましょう。
光が反射してまぶしい
白い壁紙の中でも、明度が高い色味ほど光を反射しやすい特徴があります。混じり気のないピュアホワイトに近い壁紙ほど明るくなり、まぶし過ぎると感じたり目が疲れたりする場合もあるため、注意が必要です。
まぶしさに敏感な人や目が疲れやすい人は、明度を落とした色味の白を選ぶとよいでしょう。
汚れが目立つ
白い壁紙は濃い色に比べて傷は目立ちにくいですが、汚れは目立ちやすい特徴があります。手垢による汚れや、タバコのヤニによる黄ばみなどは、薄汚れでも目立つため、汚れ対策やこまめなお手入れが必要です。
緊張感が高まりやすい
明度が高過ぎる白い空間では、落ち着きが感じられない場合もあります。寝室など安らぎたい部屋には、光を吸収してまぶしさを軽減してくれるブルーがかった白、またはグレーがかった白い壁紙がおすすめです。また、温かみのあるクリーム系やベージュ系の白い壁紙を選ぶと、リラックス効果が高まり、同じ白でも緊張感を和らげてくれます。
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インテリアがおしゃれに見える!シンプルな白い壁紙の選び方
白は無難な色というイメージもありますが、これまでご紹介したようにその色味や質感のバリエーションが豊富なため、選び方が難しい色でもあるのです。
インテリアがおしゃれに決まる、シンプルな白い壁紙選びのポイントをご紹介します。
シンプルな白い壁紙のおしゃれなリビングの実例も参考にしてください。
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インテリアテイストに合う色味や質感を選ぶ
モダンテイストのインテリアには、無機質で凹凸が少なめの白い壁紙が似合います。モダンテイストのベースカラーはホワイトとブラック、その混合色を含めた無彩色が基本。同じ白でも混じりけの少ない白やグレー系を選びましょう。
ナチュラルテイストには温かみのある色味や、ざっくりした質感の白い壁紙が好相性です。
床の色味と合う白を選ぶ
見落としがちですが、床の色味と壁の色味が合わないと、統一感がなくちぐはぐな印象になりがちです。
木目調の床材にもパインやチークのように黄みが強いものもあれば、チェリーやウォルナットのように赤みを帯びたものもあるため、床の色味に合う白い壁紙を吟味して選びましょう。
色味はできるだけ大きな色見本で確認する
色見本の面積が小さいと同じ色でも濃く感じ、壁などの広い面積に貼ると明るい印象になります。そのため、色見本はできる限りA4サイズ以上の大きなサンプルを取り寄せ、自然光の中で確認するようにしましょう。
アクセントクロスを効果的に取り入れる
ホワイトを基調としたインテリアはシンプルでおしゃれですが、面積が広いと単調で殺風景になりがちです。ベースとなる壁紙に、色味や質感の異なる白い壁紙をアクセントクロスとして取り入れると、空間に奥行きや表情を出すことができます。レンガ柄や漆喰調のものなど、さりげない柄や模様入りの白い壁紙もおすすめです。
まとめ:白い壁紙の種類や特徴、選び方を押さえて、おしゃれな空間を演出しよう
今回はシンプルな白い壁紙でおしゃれなホワイトインテリアを実現するために、その種類や特徴、選び方のポイントをご紹介しました。
白い壁紙には部屋を明るく広く見せる効果や、どんなインテリアにも合わせやすいというメリットがあります。一方で、色味や質感によってはまぶし過ぎたり、好みの印象とはかけ離れてしまったりするため注意が必要です。
選び方のポイントを押さえて、理想のホワイトインテリアを叶える、おしゃれな白い壁紙を選びましょう。