セカンドハウスローンの選び方
セカンドハウスローンを選ぶときのポイントは、一般的な住宅ローンと変わりません。以下のポイントを比較して検討してみてください。
・金利
金利とは、借入額に対して発生する利子率のことをいいます。銀行差が最も大きく出る部分で、比較検討する際は必ず着目すべきポイントです。
・金利タイプ
金利タイプには、「変動金利型」「固定金利期間選択型」「全期間固定金利型」の3種類があります。借入期間中の金利が変動するした場合の許容範囲を見極めてから選択すると良いでしょう。
・保証料
保証料とは、あらかじめ保証会社と契約を結び、返済できなくなった場合に債務者に代わって返済するものです。
・融資事務手数料
融資事務手数料とは、セカンドローンの契約時に銀行に支払うお金のことです。借入額によって金額が変わる「定率型」と借入額によらず一定の「定額型」があり、低率型は借入額が大きいほど高くなります。
・繰り上げ返済
繰り上げ返済とは、毎月の返済とは別に追加の返済をおこない、元本の一部または全部を支払うことです。利息分を支払うことで、ローンの総返済額を圧縮できます。返済期間を短くする「期間短縮型」と毎月の返済額を減額する「返済額軽減型」の2種類から選択可能です。「期間短縮型」のほうが利息を圧縮できます。
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セカンドハウスローンにおすすめの銀行3選
ここでは、セカンドハウスローンの取り扱い銀行でおすすめを3つご紹介します。
住信SBIネット銀行 フラット35
住信SBIネット銀行はフラット35に力を入れている金融機関のひとつです。買取型と保証型のどちらも利用できますが、どちらか迷う場合は、シミュレーションで総返済額を比較してみると良いでしょう。
住信SBIネット銀行のフラット35は、2割の頭金を用意することで通常水準よりも金利を引き下げ、団信(団体信用生命保険)の追加保証を無料で付帯。「電子契約サービス」なので、申し込みから契約までオンライン上で完結します。
ARUHI フラット35
住宅ローン専門に取り扱うARUHIは、14年連続でフラット35の実行件数シェアNo.1の金融機関です。ARUHI は買取型の「ARUHI フラット35」と買取型よりも自由度の高い保証型「ARUHI スーパーフラット」を取り扱っています。
ARUHI スーパーフラットは、頭金の割合に応じて適用金利が下がる独自商品で、通常のフラット35と同様にセカンドハウスの購入で利用可能です。「ARUHI フラット35」に限り、Webで申し込むと融資事務手数料が×2.2%のところ、1.1%になります。
イオン銀行セカンドハウスローン(別荘)
イオン銀行のセカンドハウスローンは、民間銀行の中でも特に金利が低いのが特徴です。変動金利をベースとした変動金利に定評があります。固定金利期間が設けられており、実質的には「固定金利期間選択型」です。
契約時に固定金利期間を設けることができ、期間終了後は変動金利または固定金利特約の再締結が可能です。固定金利期間の終了後はイオン銀行指定の借入利率になるため、シミュレーションする際はそちらの金利を加味するようにしましょう。