あの家すごい!振り返って見られるような平屋をつくりたい!

おしゃれな外観の平屋を建てるための注意点

外観がおしゃれな平屋を建てるときに、押さえておきたい注意点について解説します。

 

ある程度広い敷地が必要

平屋で生活スペースを確保するためには、ある程度広い敷地が必要になります。また建ぺい率が低い場合は、広さがあっても理想の居住面積を確保できないため注意が必要です。

たとえば3LDK相当の平屋を建てる場合、家の広さの目安は約60平方メートルです。この平屋を建ぺい率50%の敷地に建てると、必要な敷地面積は約120平方メートル、つまり約36坪になります。建ぺい率が60%の場合は、必要な敷地面積は約100平方メートルで、約30坪でおしゃれな外観の平屋を建てることが可能です。

ただし、30坪で建てたとしても立地や周囲の環境によっては日当たりが確保しにくいこともあるため、広めの敷地が必要です。おしゃれなウッドデッキやテラスを併設して開放感を持たせたい場合は、その分も含めた広さを確保しましょう。

 

周辺環境は念入りに調べておく

平屋は生活空間が一階に集中するため、二階建て以上に日当たりの確保やプライバシーの保護に配慮することが大切です。建設予定地の周辺に日当たりをさえぎる高い建物、外部からの目線が気になる道路や建物はないか確認しておきましょう。

将来的に高い建物が建つ可能性はないか気になる場合は、土地にくわしい工務店やハウスメーカーに尋ねてみましょう。

 

風の通り道はしっかり確保

平屋は二階建てや三階建てと違い、高さを活かして立体的に空気を循環させるのが難しくなります。立地や風向きに合わせて、風通しのよい間取りや換気設備の設置を計画しましょう。

 

プライバシー確保はおしゃれに、かつ念入りに

プライバシー確保は防犯面でとても重要です。道路や隣家、周辺の建物などからの視線対策、洗濯物の干場も計画に組み込んでおきましょう。プライバシーとともに、採光や洗濯物干し場を確保するために、中庭をつくることもおすすめです。

外観とマッチする格子のフェンスや奥行きのある軒、シンボルツリーなどの植栽も、おしゃれで外部からの視線対策としておすすめです。

 

施工会社選びにもこだわる

外観がおしゃれで、かつ安心感のある快適な平屋を建てるためには、施工会社もこだわって選びましょう。

施主の希望をくみ取り、プロとしてデザインや設計についてしっかり相談にのってくれる施工会社を選びます。平屋の施工実績がある会社であればさらに安心でしょう。

 

まとめ:平屋のメリットや注意点を活かして、おしゃれな外観の平屋を建てよう!

近年暮らしやすさや間取りの自由度とともに、おしゃれでユニークな平屋の外観デザインに憧れる人が増えています。今回は平屋の特性を踏まえて、外観をおしゃれにするコツをたくさんの事例とともにご紹介しました。

平屋ならではの特徴を活かして、注目されるおしゃれな外観の平屋を計画していきましょう。

 

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