文具のとびら編集部

伊東屋のオリジナルブランド「ROMEO(ロメオ)」が、この秋、“Moment of Dis-covery”を新しいコンセプトとしたブランドへと生まれ変わる。2024年10月23日に、新ブランドコンセプトに基づいた製品を、既存製品のラインナップに加えて銀座 伊東屋本店と、この日リニューアルオープンとなる伊東屋 玉川店の2店舗にて限定先行発売する。

これに先立ち、伊東屋 メルシー会員を対象に、新コンセプト・製品を紹介する予約制イベントを、2024年10月17日から20日までの4日間、銀座 伊東屋本店 K.Itoya 4階特設会場で開催する(予約制)。

和の色を基本カラーに採用

「ROMEO」には、“Pilgrim from Rome(ローマから来た巡礼者、旅人)”という意味があるという。そんなROMEOという言葉に秘められたロマンや知性、情緒を思い起こし、文化的で知性にあふれ、心に余裕を持つ大人のためのブランドへとリブランディング。手書きをすることで新たな発見をしてほしいという想いも込めて“Moment of Dis-covery”というコンセプトにしているという。また、伊東屋の価値観に沿って、プラスチックなど環境負荷の高い素材を極力排したパッケージに変更する。

新コンセプトアイテムの基本カラーには、古来から高貴な色とされてきた和の色を採用。「黄櫨(はぜ)」「白雲石(はくうんせき)」「深紫(こむらさき)」の3色で以下のアイテムを展開する。

■ROMEO No.3万年筆
「ROMEO No.3」に待望の万年筆が登場。同ボールペン同様の優れたウェイトバランスで、18金ペン先のなめらかな書き味が得られる。また、ボトルインクからインクを直接充填する吸入式を採用した。天冠にはめ込んだROMEOのバッジもポイント。価格は税込77,000円。

ペン先には、音楽の休符のモチーフをデザイン。「ペンを使うことの価値は、一拍をおく時間そのものにある」というROMEOのブランドコンセプトを表現している。

また、万年筆にはボトルインクもセットされており、ブラウンとパープルの2色から選べる。



■ROMEO No.3ボールペン
ブランドを代表するアイコニックなボールペン。時計の竜頭をモチーフとした天冠に「大切な時間をこの筆記具と共に過ごしていただきたい」というメッセージを込めており、手元を彩るフォルム、優れたウェイトバランスとなめらかな筆記が特徴。太軸税込25,300円、細軸同22,000円。また、細軸に職人が1本1本手作業で革を巻いて丁寧に仕上げた「ROMEO No.3ボールペン ESレザー」は同22,000円。

■レザーアイテム
(写真右から)ペンを優しく保護しながら持ち運べるロールタイプのペンケース「ペンロール」(4本用税込26,400円、2本用同22,000円)、「ペンシース」(2本用同13,200円、1本用同11,000円)、「カードウォレット」(同30,800円)、持ち運びしやすいパスポートサイズで、200ページを超える大容量でありながら約9㎜という薄さを実現した革張りノート「ユーリカンノート」(同6,600円)をラインアップしている。

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