結婚相談所は知っている「絶対に結婚相手に選んではいけない男性」の特徴

―[結婚につながる恋のはじめ方]―

 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。

◆婚活がいつまで経ってうまくいかない男性の特徴

 婚活事業をスタートして9年。私も1万人以上のサポートをしてきて、中には本当にか頭を悩ませる人もたくさんいました。

 今回は、うまくいかない人がやらかしていることをお伝えし、これを読む読者さんに反面教師として考えるきっかけにしてもらいたいなと思います。

 イサムさん(仮名・36歳)は彼女と別れてすぐに私のもとにご相談に来ました。

◆過去の栄光に縛られ続ける男性はいつまでも前に進めない


 彼女が大好きだったようで、何かと昔の彼女の話をする人でした。婚活をしてもなかなかうまく結婚までいけない男性の特徴の一つに過去の栄光に縛られているというものがあります。

 でも、忘れられない昔の彼女を忘れようとしても、それは難しい話。忘れようとすればするほど、脳には彼女との楽しかった過去が、どんどん美化されていくからです。

「彼女を忘れる必要はないです。が、彼女と比べるのではなく、これからの自分に相応しい人という基準でお相手との関係作りを大切にしていきましょう。彼女と比べてジャッジし続けると、誰と出会ってもうまくいかないですよ」

◆自分愛が強すぎる男性の行動パターン

 イサムさんはそうは言われてもなかなか理解するのに時間がかかり、常に新しいお見合いをしたあとの振り返りでは、過去の彼女と比べてしまう癖が抜けませんでした。

 しかし、よくよく彼の言動を見てみると、過去にしがみつく理由はそれほど彼女のことが好きだったから……ではなく、昔の彼女のようなかわいい人と付き合っていた自分に価値を感じているからでした。なので、結局、過去の彼女以上だと思える人じゃないと嫌だと思ってしまうわけです。

 婚活も長引いてきた頃、そんなイサムさんは私から見たらとても素敵な女性からアプローチを受けました。

 イサムさんもまんざらではなかったようで「自分も彼女とは前向きに考えてもいいと思っている」と若干の上から目線が気になるところではありましたが、そう言っていました。

◆「正社員になったら成婚しましょう」にがく然


 彼女とのデートが5回を超えたころ、お相手の女性から真剣交際に進みたいと打診がありました。しかし、お相手から前向きな気持ちをアプローチされていることに、あぐらをかいたのか、イサムさんは「契約社員のままでは結婚後の生活が心配だから正社員になったら成婚しましょう。それまでは真剣交際で」と答えたのです。

 イサムさんからはその日の夜LINEで「真剣交際に進むことになりました」と報告がきましたが、すぐにお相手仲人さんからは交際終了とお怒りの連絡が……。

 結婚までいかない男性の特徴に「圧倒的自己中」ということがあります。その自己中さはゆくゆく精神的DVにつながる可能性もあり、私たち仲人からも嫌われるような会員さんはなかなか結婚にならないことが多いです。

◆「それならご飯代返してもらいます」と暴走

 イサムさんの自己中加減は勢いとまらず、その後交際終了の連絡を聞いて私のLINEに「そんな勝手な女だと思いませんでした。真剣交際に進むと言ったのに、だからあの日ご飯を奢ったのに……それならあの日のご飯代返してもらいます」とLINEが来たのち、「LINEが既読にならないので自宅か会社にいきます」と宣言。

 私は、お相手仲人さんにご連絡するので待つように伝え、その後ウチではサポートし続けることはできないとお伝えしました。

 その後、彼が結婚できたのかはわかりません。自分さえよければいいという考えの会員さんが一人でもいると、私たち仲人自身のメンタルが影響して他の会員さんのサポートに支障が出るため、心苦しくはありますが、お断りすることがあります。

◆「自分さえよければいい」では結婚生活もままならない


 どんな人からも応援され愛される人間性がある人が、好きな人から選ばれる人。

 自分のこだわりが強く、過去に縛られ、自分さよければいいという生き方の人は結婚するまでもした後も苦労するかもしれません。ぜひ幸せな結婚のために、器の大きさや寛大な気持ちを持つようにしてみましょうね。

 心がけをひとつ変えるだけで、女性との関係性は一気に好転するかもしれませんよ。

―[結婚につながる恋のはじめ方]―

【山本早織】

1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_)