画像はイメージ(Flicker/ Clyde Robinson )
巧妙化・複雑化が顕著な国際犯罪。今回の事件は意外にも、古典的な手法で税関をすり抜けようとした、浅はかな試みでした。
ベトナムの空港で乗客が金塊を靴や下着に隠し持ち、逮捕される事件がありました。イギリスメディアのNewsflareが報じています。
金を下着の中に入れて密輸
この事件は、香港エクスプレスが運航するエアバスA320が、ベトナムのノイバイ国際空港に到着した際に発覚しました。
保安検査の映像では、男性客が金属探知機に反応する様子が映っています。
詳しい検査のため、男性は別室に誘導されました。
別室で男性が靴を脱ぐと、中から金の延べ棒が出てきたのです。
身体検査では、男性が腰に巻いていたウェストバンドからも金塊を発見。
男性は総重量にして3Kg、市場価格で約25万2,195ドル(約3,780万円)に相当する99.99%の純度の金塊を所持していたのでした。
ベトナムでは、300g以上の金の持ち込みには税関申告を行う義務があります。
男性は、さらなる調査のためにハノイ警察に拘束されたと伝えられています。
ネット上では、「そんなところに入れるなんて」「大胆な隠し方」などといった反応が上がっています。
国際的な犯罪の取り締まりの強化が求められますね。