大規模改修・改築工事を行っていた「万平ホテル」が、1年半の休業を経て2024年10月2日(水)にグランドオープンしました。歴史的建造物としての伝統を守りつつ、新たな魅力を加えた宿泊施設や、ダイニング、
- 軽井沢「万平ホテル」が大規模リニューアル
- 「アルプス館」「愛宕館」「碓氷館」3つの宿泊棟を紹介
- メインダイニングルームやカフェテラスも改装
ジョン・レノンも愛した、軽井沢「万平ホテル」が大規模リニューアル
改修前の「万平ホテル」外観
1894年(明治27年)に創業した「万平ホテル」。避暑地・軽井沢を代表するクラシックホテルとして広く知られ、軽井沢の景観に調和したハーフ・ティンバー風の外観意匠や和洋折衷の室内意匠などから、多くの著名人や政界人にも愛され続けています。
改修後の「万平ホテル」外観。壁や屋根の塗装は当時の色に忠実に再現。また、以前は階段があった入口が全面スロープに改修され、バリアフリー対応に
2024年に創業130周年を迎え、「万平ホテル」は全館休館し、大規模改修・改築工事を実施。“万平ホスピタリティ”のコンセプトはそのままに、昔から通う常連客には“大きく変わらずに生まれ変わった”安心感と懐かしさを提供し、初めて訪れた方には新しさを感じられる空間へとアップデート。同年10月2日(水)にグランドオープンしました。
1894年の「万平ホテル」開業当時から使われ続けている看板
ロビーには、昭和初期のものや大正時代のレプリカなど、異なる年代の椅子が点在
フロントデスク前には真っ赤な絨毯が敷き詰められた空間が広がります
伝統工芸品の軽井沢彫りで桜のモチーフが施されたキャッシュトレーや筆箱
さて、宿泊施設やメインダイニングがどのように変わったか気になりますよね。ではさっそく3つの宿泊棟からご紹介します。
(広告の後にも続きます)
「アルプス館」「愛宕館」「碓氷館」3つの宿泊棟を紹介
ホテル内は「アルプス館」「愛宕館」「碓氷館」の3つの宿泊棟に加えて、婚礼・宴会場を備えた「バンケット棟」の全4棟で構成されています。中でも注目なのが、多くの賓客に愛されてきた「アルプス館」、ホテルの歴史と新たな軽井沢の風を豊かな緑とともに感じられる「愛宕館」、そして2001年に増築された「碓氷館」の宿泊棟です。