夫婦のお財布について


貯金する夫婦
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夫婦で解決策を考える点について、まずは夫婦の財布を早めに一つにすることが重要です。

お子さんがいない間は「家賃は夫が出す、食費や雑費は妻が出す、夫婦の貯金用に各々がいくら出す」といった分担を行うご家庭が多いように思います。ただし、お子さんやマイホームのことを考えると早めにお財布を一つにした方が良いでしょう。

夫婦の収入を合算し、そこから予算を決めて使っていくことで、夫婦のライフプランが実現しやすくなります。

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保険料の負担について

生命保険料の支払いはご質問にある通り控除の仕組みがあります。対象になるのは一般保険(死亡保険)・介護医療保険・個人年金保険に支払った保険料で、支払った生命保険料に応じて所得控除される=税金が安くなる仕組みがあります。控除金額は下記の通りです。(2012年1月1日以降の契約分)



 
国税庁:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1140.htm 

一般保険(死亡保険)・介護医療保険・個人年金保険の各保険種類で最高4万円ずつ、合計で12万円の控除を受けることができます。仮に額面年収400万円の人が生命保険料控除で最高額12万円を控除されると、所得税と住民税で合わせて約1万3000円の節税効果があります。所得税は所得が多くなるほど納税額がアップする累進課税という仕組みのため、節税効果を期待するのであれば所得の多い人が控除枠を使う方が良いでしょう。