いつでも食べたい韓国グルメの鉄板飯!韓国の麺とスープとご飯8選

韓国グルメといえば、〆のご飯や麺もバリエーション豊か!

〆グルメとして外さない8選を一挙ご紹介!



1.夏こそ食べたい韓国を代表するツルモチ麺「냉면(冷麺)」

『コサム冷麺専門店』@新大久保



本場の味が楽しめると評判で、週末は長い行列ができるという『コサム冷麺専門店』。

こちらでは、シャリシャリに冷やした牛骨ベースのスープと、韓国から仕入れるサツマイモの澱粉で作るコシある細麺で仕上げる「水冷麺(つくば美豚炭火焼き肉付き)」(¥1,380)をぜひ。

夏に嬉しい涼やかな味わいで、極細の麺が最高に美味。また、セットの豚肉炭焼きも冷麺と相性抜群。

韓国の夏麺の定番はここで、思いっきり楽しみたい。



― 美味しさのPOINT ―



コシの強さと喉越しの良さを実現するため、麺は極細に仕上げる。

ハサミで切るものの約40cmと長めの麺はスープとの絡みも良く、啜るたびにスープの旨みが口に広がる。



■店舗概要

店名:コサム冷麺専門店

住所:新宿区百人町1-1-26 第三サタケビル 1F

TEL:03-6233-7081

営業時間:【月~金】11:00~(L.O.21:30)

     【土・日・祝】11:00~(L.O.22:30)

定休日:無休

席数:テーブル84席



2.旨みが滲む辛口スープはクセになる美味しさ「순두부찌개(スンドゥブチゲ)」

『スンドゥブ専門店 コチュ』@自由が丘



韓国のスープといえば、スンドゥブチゲは外せない。自由が丘という意外な立地で、韓国好きを魅了するのがこちら。

「スンドゥブチゲセット」(¥1,890)は、おかわり自由の惣菜3品と石釜で炊いたご飯がセットに。

牛だしと貝だしを合わせたスープに自家製豆腐が入ったスープがベース。牛、豚、海鮮など10種の中から加える具材と、辛さも7段階で選べるのが楽しい。額に汗して頬張りたい。



― 美味しさのPOINT ―



国産の大豆を使った自家製豆腐は、とろりと柔らかい状態で食べてもらいたいと、開店時間に合わせて作られる。

穏やかな甘みがあり、スープの辛さを絶妙に引き立てている。



■店舗概要

店名:スンドゥブ専門店 コチュ

住所:世田谷区奥沢6-22-13

TEL:03-6809-7707

営業時間:ランチ 11:00~(L.O.14:00)

     ディナー 17:30~(L.O.20:30)

定休日:火曜

席数:テーブル14席



3.漆黒のソースがクセになる韓国式中華の逸品「짜장면(ジャジャン麺)」

『ジャジャン麺ハウス』@新宿



豚肉と玉ねぎをチャジャンという黒い味噌に加えて炒め、太麺と合わせた韓国のソウルフード。

ここ数年で東京にも専門店が増えたが、こちらはこの地で19年という古株。麺が味噌でテラっとなるまでよく和えてからいただく。

自慢の「ジャジャン麺」(¥780)は、こってり濃厚そうに見えるが、ほどよい旨み、甘みの中に香ばしさもあって食べ飽きしないという本場の味を楽しませてくれる。

太ちぢれ麺200gのボリューム感もまたいい。



― 美味しさのPOINT ―



使用する玉ねぎは、1杯の丼に約1個分。玉ねぎからの水分、甘みとチャジャンが絡み合う。

付け合わせの生玉ねぎは清々しくすべく、ゴマ油や砂糖などで味付けしている。



■店舗概要

店名:ジャジャン麺ハウス

住所:新宿区歌舞伎町2-32-17

TEL:03-5155-9949

営業時間:11:00~29:00

定休日:無休

席数:カウンター3席、テーブル20席



4.24時間煮込むことで辿り着く究極の牛骨スープ「설렁탕(ソルロンタン)」

『赤坂一龍 別館』@赤坂



赤坂の地に店を構え、40年。界隈で夜遊びをしてきた人たちにとっておなじみの一軒だ。

そもそも、ソルロンタンとは牛の骨や肉を長時間煮込んだ韓国を代表するスープ。

こちらの「ソルロンタン」(¥1,850)は和牛のゲンコツを24時間強火で炊き続けるため、コク深さとなめらかさが段違い。最後の仕上げは、客自身が塩で、というのが定番。名物の11種の惣菜とご飯も嬉しい。

韓国でもありつけない味だと、来日のたび足を運ぶ韓国人も多いとか。



― 美味しさのPOINT ―



使うのは20kg近いゲンコツ。強火で長時間炊き出すことでコクと旨みを余すところなく抽出する。

またしっかりと乳化もされるので、他店にないまろやかな喉越しに仕上がる。



■店舗概要

店名:赤坂一龍 別館

住所:港区赤坂2-13-17

TEL:03-3582-7008

営業時間:24時間営業

定休日:無休

席数:テーブル26席



5.日本人も大好きな“混ぜて美味しい”〆の定番「비빔밥(ビビンバ)」

『銀座 美菜莉』@銀座



日本人にもおなじみのビビンバだが「銀座三越」の上という立地で、常に行列を作るのがこちら。野菜自慢のお店だけに、ビビンバにもこだわりが。

旬の野菜のみの具材が11種乗る「石焼ビビンバセット」(¥1,738)は、キムチなど4種の小皿やコムタンスープ、チヂミも付くお得なセット。

混ぜ合わせることで生まれる酸味、辛味、甘みが一体となった味わいは他店にはない美味しさ。

銀座でこの味、この価格とあって多くの大人を虜にしている。



― 美味しさのPOINT ―



きんぴらは甘じょっぱく、大根ナムルは少し辛めに。椎茸はほんのり醤油味で……11種の野菜は異なる味付け。

ご飯、コチュジャンと混ぜることでそれぞれの旨さを引き立て合う。



■店舗概要

店名:銀座 美菜莉

住所:中央区銀座4-6-16 銀座三越 11F

TEL:03-3561-7050

営業時間:11:00~(L.O.21:00)

定休日:施設に準ずる

席数:カウンター8席、テーブル32席



6.タラの美味が沁みる“酔い覚まし”スープ「북어국(プゴク)」

『たらちゃん』@東銀座



二日酔いの朝に食べられる、干し鱈を使った韓国の定番スープ。

韓国では牛骨スープに干し鱈を加えるが、こちらは日本で唯一のプゴク専門店で、在日韓国人である店主・高さんは「2国を祖国に持つ私ならではの味を」と昆布といりこなどの和だしで仕上げる。

干し鱈の旨みが滲む優しい塩味のスープはホッとする味で、確かに二日酔いの時にピッタリ。

「プゴク」(¥1,300)はご飯のほか、手作りのキムチや小鉢も付き、スープに加えても美味。



― 美味しさのPOINT ―



干し鱈は韓国産のものを使用。強火でグツグツと煮れば煮るほどアミノ酸が出るそうで、美肌スープとも言われる。

常備されている粉末のエゴマの葉もあり、味変も楽しい。



■店舗概要

店名:たらちゃん

住所:中央区銀座3-13-5 鈴木ビル 1F

TEL:03-6278-7780

営業時間:【月~金】7:00~19:00

     【土】7:00~16:00

定休日:日曜、祝日

席数:カウンター6席、テーブル8席



7.極上の冷麺をピリ辛な味付けで楽しむ「비빔냉면(ビビン冷麺)」

『板橋冷麺(パンギョレイメン)』@大久保



小滝橋通り沿いにある人気店。週末になれば、行列ができるほどで、気のいい女性店主の接客も楽しい一軒だ。

こちらの「ビビン冷麺」(¥1,100)は、辛味噌のコチュジャンに酢、砂糖などを加えて作る自家製ヤンニョムが自慢。秘伝の調味料によるキレのある辛さが心地良く、次のひと口を誘う。

また、一緒に出される牛骨スープは、辛さを和らげる効果も。

水冷麺との「ハーフ&ハーフ」(¥1,200)も用意しており、こちらを頼む人も多いとか。



― 美味しさのPOINT ―



韓国では青唐辛子を加えたりするらしいが、日本人向けにコチュジャンをメインに辛さを控えめに仕上げたヤンニョム。

麺、具材のきゅうり、大根とよくかき混ぜて召し上がれ。



■店舗概要

店名:板橋冷麺

住所:新宿区百人町1-21-4

TEL:03-5937-6833

営業時間:11:00~(L.O.22:20)

定休日:無休

席数:テーブル45席



8.豆乳ベースが美味しい夏の定番麺!「콩국수(コングクス)」

『辰家』@新大久保



韓国では夏の昼ご飯として楽しまれている大豆スープの冷たい麺。1992年から歴史を刻む名店『辰家』でも、夏の風物詩として人気だ。

「コングクス」(¥1,360)は、スープは大豆と水をミキサーにかけたものと擦った白ゴマなどが入る。

絡みの良い細いうどんを使って仕上げ、独自の味わいを実現。大豆の粒感がありつつも冷んやりと心地良いのど越しを楽しめる。

セットで出てくる自家製のカクテキやキムチ、塩を加え好みの味で楽しみたい。



― 美味しさのPOINT ―



大豆を12時間水に漬け、茹でて冷やしておく。注文後、その大豆を水と一緒にミキサーにかけ、秘伝の調味料を入れ、味を整えて完成。

この手間暇がまろやかなスープを生む。



■店舗概要

店名:辰家

住所:新宿区百人町1-3-3

TEL:03-5273-8389

営業時間:11:30~9:30

定休日:月曜 ※祝日の場合は営業、火曜休み

席数:テーブル50席



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