英・キャサリン皇太子妃が秋色ルックで公務にサプライズ登場。その耳元に隠された意味とは？

キャサリン皇太子妃の「シダ」のピアスには、心を打つ隠された意味があった

2020年以降、キャサリン妃はこの象徴的な「キャサリン・ゾライダ」の「シダ」のピアスを愛用している。

WPA Pool / Getty Images

キャサリン妃は、そのワードローブに何かの意味を加えることで、常に人々の期待に応えてきた。それは、その国の国旗の色を取り入れたり、チャリティー団体のミッションと関連したアクセサリーを身につけたりすることだ。2024年10月10日木曜日、化学療法を終えて初めて公の場に姿を見せたキャサリン妃は、感動的な意味を持つ「キャサリン・ゾライダ」のゴールドのピアスを身につけていた。

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プリンス・オブ・ウェールズことウィリアム皇太子とプリンセス・オブ・ウェールズことキャサリン妃は、今年7月に英・サウスポートで、テイラー・スウィフトをテーマにしたダンス教室で起きた痛ましい刺傷事件で、現場に駆け付けた救急隊員や被害に遭った人たちと対面し、事件で命を落とした3人の少女の遺族らと話をした。 皇太子夫妻は、世界メンタルヘルスデーに合わせたこの訪問で、事件が起きた後、救急サービス関係において、重要なメンタルヘルスのサービスを提供してきた人々とも面会した。

緑色はメンタルヘルスへの意識を高める色と言われているが、キャサリン妃が身につけていたゴールドのドロップピアスは「シダ」をモチーフにしており、それは特に厳しい環境でも育つ植物であることから、多くの文化で、成長、再生、新たな始まりのシンボルとして知られている。

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英国のジュエリーブランド「キャサリン・ゾライダ」によると、220ドルのピアスは「ゴールド・ファーン・ドロップ・イヤリング」という商品名で、リサイクルされた18金メッキのシルバーでできている。 キャサリン妃はこのピアスを2020年のビデオチャットで初披露し、その後も数回、Zoomミーティングで登場させ、2023年のチェルシー・フラワー・ショーでも着用した。

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キャサリン妃が長年愛用している、自然をテーマにした「キャサリン・ゾライダ」のピアスは、これだけではない。同ブランドの220ドルのゴールドのダブルリーフのピアスと、同じく220ドルのゴールド・ファーンのフープピアスも所有している。

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この日のキャサリン妃のコーディネートは、完璧なまでに2024年秋のトレンドをおさえており、ウィリアム皇太子とバーガンディ（ワインレッド）で高貴なカラーリンクを披露していた。彼女は、2018年に初めて着用した英国ブランド「ウィッスルズ」のマルーン（暗い赤）色のドット柄ドレスに、色違いで愛用している「アレキサンダー・マックイーン」のロングコートのブラウンを着用し、首元にボウタイを巻いて、リボンのディテールを作るスタイルにアップデートすることを選んだ。

また、彼女はバッグでも秋のトレンドを取り入れ、たくさん持っている「エミー・ロンドン」のクラッチバッグのうちのひとつ、スエードのチョコレートブラウン色を手にしていた。彼女はこのバックに関して、1ダース以上のカラーバリエーションを所有しているが、この色は今シーズン特に新鮮に感じられる。

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一方、ウィリアム皇太子はグレーのブレザーの下に、妻とトーンをそろえたワインレッド色のニットを着用し、ネイビーのパンツ、キャサリン妃のバッグとパンプスの色とリンクしたブラウンのスエードシューズで、コーディネートを仕上げた。

translation & adaptation: Akiko Eguchi

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