音楽×ワインで文化を創造

また、シチリアの太陽の下で育ち、華やかなエチケットで飾られた、まるで溢れんばかりの喜びを感じるようなドンナフガータのワインにぴったりのプロジェクトがある。それは、ジョゼさんが主導する「ドンナフガータ・ミュージック&ワイン・プロジェクト」だ。これは、歌手としての一面も持つジョゼさんが、人生において最重視しているワインと音楽をマッチさせたいという思いから始まったもの。チェロやクラリネットの音色にジョゼさんの歌声を乗せてワインの世界観を表現するという。これまで、イタリア・ミラノやアメリカ・ニューヨークのブルーノートで公演を行い、ワイナリーのオリジナルCDもリリースした。

「このプロジェクトの目的は、ワインの文化を創造すること。ワインの楽しみの一つは、家族や恋人、友人とグラスを交わしながら感想を語り合うことだと思います。ワインを音楽で表現することで気持ちを共有できる。それは文化の創造につながると思うのです」とジョゼさんは語る。

伝統と情熱が生み出すワインは、私たちの人生を鮮やかに彩ってくれそうだ。

CEOのジョゼ・ラッロさんが立ち上げた「ドンナフガータ・ミュージック&ワイン・プロジェクト」で販売したCDの売上は、音楽業界に携わる若者のサポートに充てられた