「骨」を強くするのに最適な五つの食品

栄養士によると、骨と関節の健康のために必要な栄養素はカルシウム、ビタミンD、マグネシウム、ビタミンKで、これらが豊富に含まれている食品を日々の食事に取り入れるべきだという。以下に紹介する五つの食品は、簡単に手に入るものばかりだ。マリ・クレール インターナショナルのフランス版デジタル記事よりお届け。

骨と骨密度を強化することは、生涯にわたる関心事である。しかし、ある年齢に達すると、それは必要不可欠な問題になる。では、どのような食品を選べばよいのだろうか? 2024年8月29日(現地時間)、ウェルネスウェブサイト『Well and Good』に掲載された記事で、専門家がヒントを与えている。

骨の健康を守るのに最適だと考えられる五つの食品

女性の場合、骨密度や骨量は骨の強度が最大になる30歳くらいまで、段階的に増加する。その後、骨密度は徐々に減少する。骨密度の減少は閉経後に加速し、これは通常、51歳頃に起こるとMSDマニュアル(医学事典)に記載されている。

骨にはカルシウムやリンなどのミネラルが含まれており、これが骨を丈夫にし、密度を高めている。骨密度を維持するためには、体はカルシウムやその他のミネラルを適切に摂取する必要があると先述のマニュアルは続けている。

従って、骨のケアは生涯を通じて不可欠である。しかし、どのような食品が骨密度と健康の維持に役立つのだろうか? 2024年8月29日付の『Well and Good』の記事で、栄養学の専門家がその答えを示している。その中から五つを紹介しよう。

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牛乳

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Lauren Twigge || MCN, RDN, LD(@nutrition.at.its.roots)がシェアした投稿

骨格を丈夫にするのに必須の飲料として知られる牛乳は、「カルシウム、リン、ビタミンDといった骨を作る栄養素の優れた供給源であり、ユニークな栄養素の組み合わせは骨の健康を促進するために一緒に作用します」と、米・管理栄養士のLauren Twigge(ローレン・ツイッジ)氏は『Well and Good』に説明している。

骨を弱めることなく血中カルシウム濃度を正常に保つには、「1日に少なくとも1,000~1,300mgのカルシウムを摂取する必要がある。カルシウムの吸収を助けるビタミンDも必要だ」とMSDマニュアルに記されている。

一般的に、乳製品は骨量を維持する良い方法だ。さらに、骨に蓄えられたカルシウムのおかげで、身体は「筋肉を動かし、神経系にエネルギーを供給する」こともできる。