58歳主婦「陶芸家」になる!素人から始めて2年間。マルシェで作品が42点も売れた!

千妣絽工房として、人生で初めて大きなイベントへ出展しました。娘たちや師匠の手を借り、新たなステージへと走り始めた私です。

みんなの手を借り初出展!

2024年9月、東京ドームシティプリズムホール『東京ハンドメイドマルシェ』へ初出展しました。

オープン30分前に準備完了。周囲を見渡し、緊張で頭が真っ白の時でした

お茶碗や湯呑、花卉、オリジナルの絵本、その絵本をモチーフにしたお皿、陶器のアクセサリーなど、出展作品は自作品80点ほど。

手探りでの出展は、二人の娘と師匠が手伝ってくれました。普段知らん顔の娘が「母がコツコツ作っているんです。私も母の器でごはんを食べていて、すごく使いやすいんですよ」と接客。

おかげさまでおよそ半分の42点を販売することができ、予想以上の結果。わずかでも利益があるなら立派な仕事です。

大きなイベント会場に所せましと並ぶブースの中を、びっくりするほど多くの来場者が行き交い、私の作品を手に取る。購入してくれたのは知らない人、見ず知らずの人からの「ステキ!」の声に泣きそうです。

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千妣絽工房、本格スタート!

2024年10月には42回目を迎える市の美術展へ出品、同月から市内の店舗に私の器が並び、同年12月最初の土日にはさいたま市『けやきの下のマルシェ』へ出展します。

手元の作品が随分と減ったため、次へ向けての作陶。

12月はクリスマスシーズン、それっぽいものを作ろうかな、日常に使えるお茶碗は必須かな、万能な小皿は喜ばれるな。と、プリズムホールでの経験があったからこその思考が、私の頭を巡ります。

評判の良かったお茶碗や小鉢、キャンドルドームも

手作りは、一つ一つが同じだけどどこかが違う。同じ土、同じ形、同じ釉薬なのに、失敗だったり、想像を上回ったり。微妙に違う世界中にたった一つしかないものが完成します。