めっきりと肌寒くなった深秋の候、日本人なら恋しくなるのは、温泉だ。海外もいいけど、温泉は別腹。
コロナ禍で旅行需要が国内に向いたことで、ハイレベルな宿も増えている。
東カレは本気で、経験値高き大人を唸らせる艶やかな宿を徹底リサーチ。
求めるのは、「東京から2時間程度」で行けて「令和にオープン」の新しさを備え、「客室20室前後」でスモールラグジュアリーな、大人を満たす宿。
月刊誌最新号では、サウナや一棟貸しヴィラなど、ラグジュアリーなウェルネス施設もあわせ50軒を厳選した。
東カレが選ぶ温泉宿は、「帰りたくない」…そんな気持ちにさせてくれるはずだ。
部屋付き温泉でふたりで密に過ごす時間がある
大人を満たす宿には、いくつか条件がある。月刊誌最新号では5項目を立てて、当てはまる宿をピックアップ。理想の宿を見つけやすく紹介する。
まず重要なのは、大切な人と向かうならとことんプライベートに過ごせること。部屋に温泉がついているなら申し分ないだろう。
奥湯河原と箱根を結ぶ山道の脇に佇む、モダンな邸宅のようなたった5部屋の宿。
木々のさざめきを感じながら入る客室風呂で心身をほぐし、夕食の始まりは泡で乾杯。大人にとっての至福の時間だ。
東京では出会えない絶景を楽しむのも、旅の醍醐味だ
艶やかな夜景もいいが、自然の雄大さを感じる絶景もまた、ふたりの旅の完成度を高くする。
河口湖ICから車で約10分、富士山を面前に望むホテル。広大な敷地には、トレーナーサウナも完備され、薪割りから火付け、さらには料理まで自らの手で行う。
大自然の中にふたりきり、愉しみ方は無限大。そんな非日常を味わうのもいい。
大人なら、50㎡以上の客室でゆったりと寛ぎたい
落ち着ける客室であることは、もちろん旅の最重要課題。ふたりが心地よく過ごせるのは、50㎡以上はほしいところ。
宿が丸ごと文化財、というここでの滞在は、まるで時間旅行。創業は1874年。名だたる文豪に愛され、昭和初期の大改装を経て、宿は登録有形文化財となった。
創業から守られてきた意匠と令和に入り一新されたモダンなデザイン。重厚な歴史を肌で感じながらも、艶やかでイマドキな新体験が叶う。
圧倒されるほどの建築美。それって大人だからこそ価値がわかる
経験を重ねた今、宿の建築美も大人を満たす要素のひとつ。
夜遅くまで若者や外国人で大いに賑わう草津の湯畑のほとり、存在感を放つファサードは隈 研吾建築だ。
1室のみのエクスクルーシブな湯宿では、知的好奇心を刺激する特別な温泉体験が待っている。
サウナのクオリティが抜群に高いと、満足度はさらに高まる
サウナがブームからカルチャーへと定着し、サウナに力を入れる宿も増えてきた。
群馬の谷川温泉のなかでも、名峰・谷川岳を望む絶好の立地にあるルレ・エ・シャトー加盟の宿。
2022年に新設されたサウナは谷川のほとりに立ち、火照った体を名水で冷やすこともできる。旅先ならではのサウナ体験で、大人の旅はさらに満たされるだろう。
最上級の「温泉オーベルジュ」で新しき温泉旅に開眼する
湯も料理も空間も極上の「温泉オーベルジュ」が温泉の新たな潮流となっている。
良質な温泉を引ける地は、優れた水と土壌も備えている。つまり食材に恵まれたエリアであり、そこに独自の哲学を持つオーナーやシェフがいれば、宿は最上級のオーベルジュへと進化する。
いま、世界中からフーディが訪れる「温泉オーベルジュ」とはどういうものか。
湯布院とニセコで存在感を増す2軒を現地取材。月刊誌最新号で新たな温泉旅の扉を開く。
熱帯リゾートと見紛うこのお宿、実はお隣の千葉なんです!
温泉号のリサーチをしていて編集部が気づいたこと。千葉にはラグジュアリーな「一棟貸しヴィラ」が多い!
プールはもちろんアウトドアバスや本格サウナを備えたヴィラは、温泉ではないけれど、飛び切りのウェルネスステイが叶う。
月刊誌最新号では、家族や仲間たちとワイワイ行きたい、贅沢な一棟貸しヴィラを厳選9軒紹介する。
テリー伊藤に橋本マナミ…。著名人たちの愛する温泉宿はここだ!
芸能人、実業家、ライター…温泉に一家言ある著名人にも、お勧めの宿をヒアリング。
テリー伊藤さんがいま狙っているのは、写真の富山県にある船でしか行けない宿!
経験値が高い大人が選ぶ14宿は、新たな発見に満ちている。月刊誌最新号でご確認を。
今すぐウェルネス体験がしたくなったら、「ラグジュアリー入浴剤」がある
ここまで読んだ皆様も思っただろう、「あぁ、温泉へ行きたい!」と。だが多忙な都会の大人は、いますぐ旅立つ時間を取ることが難しいときもある。
そんなときは、ラグジュアリーな入浴剤で贅沢なバスタイムに浸るのが吉。
9頭身モデル斎藤泰代さんが東京タワーを望むホテルのバスルームから、極上の入浴剤を紹介する。
表紙は松本まりかさん。熱海の温泉でアツくシューティング!
話題となったドラマ『夫の家庭を壊すまで』での迫真の演技でさらにその名を知らしめた女優・松本まりか。
東カレ3度目にして、初の表紙を飾ってくれた。撮影場所は、熱海で人気の一軒。
月刊誌最新号では、ひと晩一緒に過ごしたかのような渾身のグラビアを掲載。温泉宿への渇望を搔き立てる。
また、特別企画として韓国の人気グループ2PMのチャンソンさんが新しき焼肉店をナビゲート。
今年1月、六本木に誕生した焼肉店『士士』。その店内に、今秋から肉割烹が密やかに始動したという情報が。
まだ予約できるのは常連のみというその秘められた席を、東カレ読者にだけ特別に開放!詳細は月刊誌最新号で確認を。