文具のとびら編集部

消しゴムはんこ作家として20年にわたり活躍している津久井智子さんの個展「津久井智子 消しゴムはんこ展 2024」が、東京・表参道のえはらギャラリー(ギャラリーオーナー:江原啓之氏)で2024年10月19日(土)に開幕した。会期は10月27日(日)まで(12:00~18:00、10月22日のみ休み)。展示期間中、自由に作品を見ることができるほか、会期中は津久井さんがギャラリーに在廊しているので、作品に関する説明を聞くこともできる。入場無料。

えはらギャラリーで3年連続3回目の個展

津久井さんが、えはらギャラリーで個展を開くのは3年連続3回目。ギャラリーでは、津久井さんが消しゴムはんこで描いた大きな絵画作品とミニ額の版画作品を展示販売しているほか、同ギャラリーオーナーの江原啓之氏をモデルにした版画の新作も見ることができる。


津久井さんと新作の「牡丹孔雀図」


ミニ額の版画作品が壁面にぎっしり


江原啓之氏をモデルにした版画の新作

津久井さんによると「今回、大きい絵は少なめで、飾りやすいサイズの額装版画作品がメインとなっています。また、江原さんの来年のカレンダーに使用した版画に加え、昨年のカレンダーに使用した版画をポストカードにしました。江原さんのファンが多く来場され、そのポストカードを全種類購入されていきます」とのこと。

どの作品も津久井さんならではのあたたかみが感じられるのが魅力。来年の干支の巳をモチーフにした新作も展示されている。


新作の「蛇苺と大蛇」


新作の「檸檬と黒猫」

また、津久井さんが初めて制作したというラバースタンプ39種(税込550円から)の先行販売も実施している。これらのラバースタンプは、2024年11月16、17日に東京・町田パリオで開催される「スタンプフェスティバルin東京2024」向けに作ったもの。


ラバースタンプを初披露

そのほか、貼り箱や刺しゅう入りのバッグ、書籍など、津久井さんが携わった関連商品も購入可能。また、これらの作品の制作に使われた、貴重な消しゴムはんこの実物を見ることもできる。

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