東京で焼き餃子を提供する店の先駆けとなった、老舗中華料理店の餃子です。もちもちとした食感が特徴の皮は、すべて手造り。仕込みに3日間費やすこだわりの製法で、一口食べた瞬間口の中にジューシーな肉汁と野菜の旨みが溢れでます。
今回ご紹介させていただくのは、「餃子の店 おけ以」のおけいの餃子です。
おけ以は、昭和29年（1954年）創業の東京にある昔ながらの中華料理店です。飾らない雰囲気がステキなおけ以の実店舗ですが、なんと、ミシュランガイド東京2018～2023まで連続掲載という超実派のお店なんです。
焼き餃子は1日に1300個が売り切れるという行列のできるお店です。私は、お取り寄せして、おうちで焼いて食べちゃいます。
かわいらしいパッケージもステキ。贈り物にしても喜ばれそうですね。パッケージの裏に書いてあるレシピに添って、慎重に餃子を焼いていきます。
おけいの餃子は老若男女誰が食べてもおいしい餃子だと思います。バランスがよくシンプルなおいしさ。でも、その旨みはとてつもなく深い。
国産の豚肉と白菜とニラというシンプルな材料で構成されている餡がおいしすぎます。
肉汁たっぷりなのですが、皮を破って飛び出してくるような勢いはありません。餡が肉汁や旨みというようなもののヴェールにしっかりと包まれているような感じがします。
一気に口の中に含むとそれらがゆっくりとほどけていき、強い強い旨み深みがじわじわ広がっていく。この感じがたまらんのです。唯一無二なんです。
おけ以の餃子の餡は、独自の製法で仕込みに3日「熟成」に時間をかけた餡であると公式サイトにも書かれていますが、この「熟成」こそがおけ以の餃子のおいしさの秘密なんだろうなと思います。
また、おけ以の餃子は、にんにく不使用なのところも人気のポイント。しっかり味がついていて、かつ、パンチがあるので、満足感は大きいです。もちろんにんにく不使用なので、後味はさっぱりしています。タレなしでもポン酢などのタレをつけてもおいしいです。
皮は、薄くもなく厚くもなく。もちもちした食感が特徴で、その天才的な餡のバランスの中に上手く溶け込みます。
行列に並ばずにゆっくりおうちでビールと一緒に。おけ以の餃子はお取り寄せおすすめです。
