7. 診療放射線技師の将来性
患者さんの体を傷つけることなく検査や治療が可能な診療放射線は現代医学に欠かせない技術です。
とくに病気の予防や早期発見・早期治療の重要性があらためて強調されるなか、定期健康診断や検診に携わる診療放射線技師の活躍の場はますます増えそうです。
また、医療従事者の中でも診療放射線技師は男性の多い職種ですが、近年は乳がん検診(マンモグラフィ)への関心の高まりから女性技師の需要も増えています。
診療放射線技師は、一部の間で「撮影ボタンを押すだけの人」という意味で「スイッチマン」と揶揄する声もありました。しかし実際のところ、医師の依頼の意図を正しく理解してより良い画像を撮影するには、多くの症例を経験すること、新たな技術を習得し続けることが重要な職種です。
認定資格の取得を通じて専門性を追求する道もあり、自らの技術が適切な治療につながったときには大きなやりがいを感じられるでしょう。
リンクテキスト
参考
e-Gov法令検索|診療放射線技師法