3.医療費控除は一部対象となる
医療費控除とは1年間のうちに支払った医療費が一定額を超える場合に、所得控除が受けられる制度のことです。自由診療は高額になることもあるため、医療費控除が受けられるのか気になる人も多いことでしょう。
基本的に自由診療は医療費控除の対象外ですが、一部対象となる診療内容もあります。
医療費控除の対象となる主な自由診療
成長を阻害しないことを目的とした小児の歯列矯正インプラント歯の被せ物にゴールドやポーセレンを使用した場合レーシック手術角膜矯正療法出産費用
医療費控除の対象となる診療内容であっても、高額療養費や出産一時金が支給される場合は医療費から補填分を差し引いて申請しなければなりません。
自由診療は保険診療に比べて費用が高くなりやすいですが、治療の選択肢が増えたり先端医療が受けられたりするメリットもあります。
美容クリニック、審美目的の歯科治療などでは患者さんの治療への期待が大きいこともあります。自由診療をおこなっている職場を選ぶ際は、技術面以外にも丁寧なカウンセリングや接遇が求められる可能性もあると覚えておきましょう。