将来を考えたバリアフリーの平屋。ポイントはどこ?

バリアフリー対応の水回り

バリアフリーの平屋をつくるには、水回りスペースも意識することが大切です。バリアフリー対応の水回りスペースのつくり方をご紹介します。

 

バリアフリーを意識した浴室

浴室はベンチや手すりをつけたバリアフリー設計にすることで、お年寄りの方や小さな子どもも安全に使える空間になります。一般的に浴室で使われる椅子を使用する場合、滑って転倒してしまうリスクも。

ベンチを造作しておくことで転倒リスクが少なくなり、長く安心して浴室を使えるのです。

 

車椅子が転回できるトイレ

トイレは車椅子が転回できるように広々としたスペースにしています。トイレは毎日必ず使う場所であるため、バリアフリー設計にすることが重要です。

車椅子の方が一人でもトイレに行けるようにすることで、車椅子の方と介護する方、双方の負担が軽減されます。

 

(広告の後にも続きます)

広々としたリビング

家族みんなで過ごすリビングは、開放感のある広々とした設計にするのがおすすめです。開放感のある窓や梁の見せ方をご紹介します。

 

開放感抜群の掃き出し窓

リビングと平行して大きな掃き出し窓とスロープを設置し、開放感のあるリビングをつくっています。スロープは玄関までつながっているため、車椅子でもリビングから玄関まで直接行き来できます。

また、スロープ部分で洗濯物を干すことで、室内干しでも外からの自然光が当たるよう配慮。開放感を演出するだけでなく、動線設計や効率的な家事を行う際にも活用できる間取りになっています。

 

勾配天井+むき出しの梁

リビングは勾配天井にして大きな太鼓梁を3本設置しています。太鼓梁とは、梁の側面を真っ直ぐに削り落とし、上下は丸太の丸みを残した梁のこと。

大きな太鼓梁を設置してダウンライトを付けることで、よりシックで大人な雰囲気のリビングに仕上がります。