自分にあった金融商品を選びましょう
子供を抱っこするスーツ姿の女性
【画像出典元】「stock.adobe.com/Frank Gärtner」
現在の定期預金に「預けていても増えない」という特徴があるように、金融商品にはさまざまなリスクがあります。金融商品には利息のつき方ひとつをとっても「単利」と「複利」がありますが、日本とアメリカの金融の基礎知識調査によると、複利の問題は日本人の44%が正解し、アメリカ人は75%が正解しているとのデータがあります。
(出典)FINRA Investor Education FOUNDATION“Financial Capability in the United States2016”
商品選びも大切ですが、金融の基礎知識をつけることはさらに大切です。
金融庁のHPでは投資の基礎知識や資産運用シミュレーションも可能です。投資に関する専門用語も解説されています。ぜひご確認ください。
金融庁/投資の基礎知識より
金融商品の説明を聞く時は、メリットばかりに注目するのではなく、注意点やデメリットはないか、リスクの説明を十分聞いて、自分にあったものを選択するようにしましょう
「つみたてNISA」は、金融庁が指定した約180種類の投資信託の中から投資先を選ぶことができます。(2020年9月現在)
月々少額から積立運用が可能なため、まずはつみたてNISAから金融商品選びを始めることもおすすめです。
(広告の後にも続きます)
アドバイスを受けたKさん談
「つみたてNISA」も気にはなっていましたが、そのままにしていました。もう1年位前から始めたいな~と思っています。今回相談しなかったら、本当にずっと始められなかったと思います。まず、説明を聞くことから始めてみます。72の法則は初めて聞きました。倍になるに7万2000年かかると知ってビックリです。
家計簿診断を終えて
「72の法則」はご存じの方も多いと思います。これはお金を借りる時にも使えます。キャッシングやリボ払いは通常12%から18%が適用されることが多いですが、18%でお金を借りた場合、4年で借金が2倍になります。預けたお金が2倍になるのには7万2000年かかるのに、借りたお金は4年で倍になるということです。預ける時も借りる時も、慎重に商品を選びましょう。
シングルでの子育て、不安でいっぱいになることもあるかもしれませんが、実家で生活できる間は貯蓄がしやすい時期だといえます。Kさんが心がけていらっしゃるように今はできるだけ節約し、増やすお金に回すことをご検討ください。