クレジットカード付帯の海外旅行保険で注意すべき4点
それではクレジットカードに付帯している保険を活用していく上での注意点を見ていきましょう。
【1】保険が適用される条件が設けられていないか?
利用付帯で上述したように、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険には、適用となる条件が設けられている場合があります。保険適用となる条件の有無をあらかじめ確認しておきましょう。
【2】各保険金額・補償限度額を確認しましょう
保険の疾病治療費などの限度額が設定されているものが大部分です。補償額を確認しましょう。
【3】旅先でのトラブルへの対応は?
旅先で思わぬトラブルが発生することもあります。トラブルに対応する補償やサポートがあるか、ご自身のクレジットカードに付帯されている海外旅行保険の補償やサービスを確認しておくと安心です。
・日本語での相談窓口があるか?
・旅先での治療費立て替えは可能か?
・航空機遅延への補償があるか?
・持病や既往症の悪化への補償があるか?
・妊娠に起因する治療への補償があるか?
クレジットカードに付帯している保険では日本語窓口を設けている会社も多いようですが、現地で困らないようにあらかじめ相談窓口の電話番号や日本への電話のかけ方などを調べておくことをおすすめします。
また保険の範囲が本人だけなのか同行の家族も対象であるかも併せて調べておきましょう。
【4】保険はいつまで使えるの?
クレジットカードの海外旅行保険の適用期間は最長90日間であることが大部分です。一般的な旅行であれば大丈夫でしょうが、海外での滞在が長期にわたる場合やルートが途中で変わり現地で航空券を購入する場合などは保険の期間外や対象外になるケースがあります。
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ゴールドカードの補償内容について
怪我をした男性
【画像出典元】「iStock.com/ElenaNichizhenova」
クレジットカードの中にはいわゆる普通のレギュラーカードの他にランクが上のゴールドカードやプラチナカードなどがあります。
レギュラーと比べて年会費が高い分、やはりゴールド以上のカードでは保険の内容・補償金額などが高く設定されていることが多いようです。
例えば傷害・疾病治療費用などの保険金額がレギュラーカードだと上限100万円であるのに対しゴールド以上であれば200万まで補償されるなど安心感が違います。
海外での医療費の窓口負担は日本と比較して極めて高いので補償される金額が高いということはメリットになります。