50代以上の約6割が発症するという下肢静脈瘤。さらに「患者さんの約7割が女性」と話すのは、医師の広川雅之さん。そこで、すぐにでもできる改善・予防方法を教えてもらいます。今回は、症状を改善・予防できるという5つの生活習慣についてです。
教えてくれたのは、広川雅之(ひろかわ・まさゆき)さん
お茶の水血管外科クリニック院長。1987年、高知医科大学卒業。ジョンズホプキンス大学留学、東京医科歯科大学血管外科助手などを経て、2005年から現職。東京医科歯科大学血管外科講師、日本静脈学会理事も務める。著書に『血管の名医が教える 下肢静脈瘤の治し方』(KADOKAWA刊)など。
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5つの生活習慣でさらに症状を改善!
下肢静脈瘤の予防や症状改善には、脚の血流をよくすることが一番。前回紹介した、「体操」と「マッサージ」に加え、食事や入浴、運動、血行をよくするウエアの着用など、脚にいい生活を心掛ければ、さらに症状の改善につながります。
ここからは、お茶の水血管外科クリニック院長の広川雅之(ひろかわ・まさゆき)さんに、症状改善のための5つの生活習慣について伺います。