バスに乗車していた地元住民が、衝撃的な光景を目にし、それについて投稿しました。

【画像】外国人観光客が座り凹んでいたバス内の箇所

京都市バス内で目撃された外国人観光客の行為

東福寺や泉涌寺、清水寺など、京都の代表的な観光地を通るこの路線は、観光客が多く利用することで知られている京都市バス207系統の路線です。

投稿者によると、バス内で外国人観光客が座った結果、バスの車体の一部が凹んでしまったといいます。

そこに座っていたのは欧米系の男性で、年齢は30歳前後、身長180cmほどのがっしりとした体格の人物でした。

体重は70キロくらいだろうと最初は思ったものの、降りる際に確認すると、さらに重そうに見えたとのことです。

これには地元住民も驚きを隠せず、「まさかそこに座るとは」と予想外の事態に戸惑ったと語ります。

このようなケース自体は珍しいですが、投稿者が強調しているのは、これが単なる一例に過ぎないという点です。

京都市バスは日常的に観光客で溢れ返っており、通勤や通学で利用する地元住民にとっては大きな負担となっています。

観光客がバス内で大声で話したり、大きなキャリーバッグを持ち込んだりすることが日常茶飯事であり、結果としてバスが混んでしまい、地元民が乗れないという事態が発生しているのです。

さらに、病院に行くためにバスを利用する際も、観光客の大量乗車によって不便を感じることが多くなっているといいます。

特にコロナ禍明けの現在、観光客の数が爆発的に増加。

観光地周辺では季節を問わず、朝から晩まで観光客で埋め尽くされる異常事態が続いている状況です。

投稿者は「通勤通学の時間帯にも観光客が多く乗り込んでくるので、非常に迷惑だ」と、そのストレスを語っています。

また、観光ガイドブックなどで「混雑を避けて朝早く回りましょう」と推奨されていることにより、早朝であってもバスはとても大混雑です。

地元住民は早朝6時や7時にも観光客に遭遇し、生活の中で息抜きする暇がない状況に置かれています。

投稿者は京都の観光地に住んでおり、バスが使えないことはとても重大な問題です。

しかし、家の外に一歩出ると観光客だらけの状態で、ゴミがそのまま放置され、道が占拠されるなどの問題も日常的に発生していると訴えています。

またこのような観光客のマナーの悪さや、観光地化が進みすぎたことによる日常生活のストレスから、心身ともに疲弊している住民は少なくありません。

京都市バスは観光地を結ぶ重要な公共交通機関であり、観光客の利用が地域経済に与える影響は無視できないでしょう。

しかし、このようなオーバーツーリズム問題が続けば、地元住民の生活が大きく圧迫されてしまいます。

地元住民が安心して生活できるような環境を取り戻すためには、観光客のマナー向上や公共交通機関の適切な利用促進が不可欠です。

京都市や観光関連団体は、観光客の増加に伴う影響を真剣に受け止め、地元住民の生活環境を守るための対策を講じることが求められています。

観光地としての魅力を維持しつつ、地元の人々の生活が損なわれないような取り組みが、今後の課題となるでしょう。