自分の「基礎代謝量」知ってる?-15kg達成・50代美女が教える「効率よく痩せる」コツ

加齢で太りやすくなるのはなぜ? それに関係しているのが「基礎代謝」。まずは、50代女性の基礎代謝の目安をチェックしてみましょう。さらに年齢・身長・体重の数値を入れて、自分の基礎代謝量を計算。簡単な筋トレも取り入れて、効率よくダイエット!

監修者プロフィール:和田清香さん(ウェルネス&ダイエットエキスパート)

わだ・きよか これまで350種類以上のダイエットにトライし、自身も15kg痩せることに成功。NYではボディメイキングとビューティー全般を学び、ライセンスも取得。雑誌、テレビ、セミナーなどに多数出演するほか、健康美関連商品の開発も手がけ、『30秒でスッキリ!壁トレ 体を動かすのが好きになる!』(ナツメ社刊)など著書も多数。現在は洗足音楽学園大学ダンス科でボディコンディショニングの教鞭も執る。
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基礎代謝だけじゃない!実は3つある「代謝」

代謝とは、食べ物などから取り入れたさまざまな栄養素をエネルギーに変える「物質代謝」と、それらのエネルギーを消費する「エネルギー代謝」があります。

エネルギー代謝には、よく耳にする「基礎代謝」を含め、「活動代謝」と「食事誘発性熱産生」の3種類があります。それらは、どのような働きによってエネルギーを消費しているのでしょうか? ここでは、その3種類の代謝をわかりやすく解説していきます。

基礎代謝

基礎代謝とは、生命活動を維持するために必要な心拍、呼吸、体温などの働きにエネルギーを消費する代謝のことです。睡眠中や休憩中など、特に何もしていないときでも行われている基礎代謝は、人がもっとも多くのエネルギーを消費する代謝とされています。

活動代謝

活動代謝とは、仕事や運動、日常生活の中で、体を動かすことによりエネルギーを消費する代謝を指したものです。活動代謝によって消費されるエネルギー量は、仕事や運動の種類、体を動かした時間・頻度・内容や、個人によって差があります。

食事誘発性熱産生

食べ物を噛み、消化し、吸収するといった、食事に関わる一連の活動で消費されるエネルギー代謝を、食事誘発性熱産生といいます。この活動で消費されるカロリーは、食事誘発熱といわれます。