一生、自分で歩くためには、体だけでなく脳の健康も大切。そこで、歩行開発研究所所長の岡本香代子さんに、脳と体を同時に鍛える「姿勢リセット歩き」を教わります。基本の歩き方に慣れたら、認知症予防にもつながる強化ステップもぜひトライしてみて。
岡本香代子(おかもと・かよこ)さんのプロフィール
「元気に歩いてのばそう健康寿命!」を信念に、歩行の研究・開発を続ける医学博士。歩行と日常動作を科学的に分析し、講演・教育・出版活動を通して、世界的な研究成果をよりわかりやすく伝える。時代のニーズと対象者に合わせた参加型の「健康・ウォーキング講演会」は全国各地で大好評。
https://www.hokou.org/
(広告の後にも続きます)
意識して歩くと、筋力アップ!脳も活性化します
正しい姿勢がとれたら、一歩ずつ、ゆっくり歩いてみましょう。
「まずは、歩数より姿勢を意識するのが何より大切。ラクな姿勢でただ長時間歩くよりも、よい姿勢で歩けば、背筋、腹筋などの筋力がアップし、猫背、O脚の改善にもつながります。
意識して手足を動かすことになるので、脳も活性化。だんだん慣れてくると、もっと歩きたい!と、自然と歩数が増えていく方が多いです」