「筋力の低下」と「生活習慣」が猫背の原因
一般的に、猫背の原因は「筋力の低下」と「生活習慣」の2つにあると言われています。それぞれの原因についてみていきましょう。
猫背の原因1:筋力の低下
人間が正しい姿勢を保つためには、背筋や腹筋、インナーマッスルなど、筋力を維持することが必要です。
背筋で背骨を引っ張り、腹筋で胸郭を押し上げて姿勢を保っているので、筋力が低下すると前かがみの姿勢、いわゆる「猫背」になってしまうのです。
特に背骨に最も近い「腹横筋」が弱くなると、自然に体が前かがみになってしまいます。高齢者に猫背が多いのも、こうした筋力の低下が原因です。
猫背の原因2:生活習慣
現代人はどうしても、仕事・勉強・趣味(ゲーム・スマホなど)で長時間同じ姿勢で過ごす場面が多くなりがちです。
いすに座って作業する際に筋力が低下していると、つい楽な姿勢を取ろうとして、前かがみになる癖がついてしまいます。また、うつ伏せでゲームやスマホ操作をするなども、骨盤や背骨のゆがみの原因につながります。
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インナーマッスルを鍛えるとぽっこりお腹も改善する!
ぽっこりお腹の原因の一つに内臓の下垂が挙げられますが、それを引き起こすのが、インナーマッスルの筋力低下や猫背であると言われています。
つまり、ピラティスのエクササイズでインナーマッスルを強化すると、猫背と同時に、ぽっこりお腹の改善にもつながるということ。
具体的に、猫背とぽっこりお腹に効くピラティスのエクササイズを見てみましょう。