高齢者がウォーキングをするときの注意点
高齢者がウォーキングをするときの注意点は以下の通りです。
歩けば歩くほど効果があるわけではない
継続して行う必要がある
それぞれの注意点について、以下で詳しく解説します。
1.歩けば歩くほど効果があるわけではない
先ほどもお伝えしたとおり、高齢者がウォーキングをすることで死亡リスクや生活習慣病などのリスクを低減することができますが、長距離歩くことによってリスクが大幅に低減するという調査結果はありませんし、ケガや体調を崩す原因にもなります。
厚生労働省では高齢者の身体活動について、1日40分以上(1日約6,000歩以上)と定めていますので、この基準を目安にしてウォーキングを取り入れるといいでしょう。
また、ウォーキング以外の時間についても座りっぱなしの状態が長くなりすぎないように注意する必要もあります。
(参照:厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023 」)
2.継続して行う必要がある
短期的にウォーキングを行っても健康面での効果は期待できないため、継続的にウォーキングを行う必要があります。
厚生労働省によると、短時間のウォーキングであっても継続することで健康増進の効果は得られると記載されているため、無理のない範囲で短時間でもウォーキングをすることが大切です。
(参照:厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023 」)
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まとめ
本記事では、高齢者のウォーキング事情や取り入れるメリット、注意点などについて詳しく解説しました。
高齢者の運動としてウォーキングは取り入れやすい種目となっていますので、運動不足を感じている高齢者の方はもちろん、健康を意識し始めた高齢者の方もウォーキングを取り入れてみるといいでしょう。
無理して目標歩数を歩かなくても健康には効果はありますので、無理のない範囲で継続できるように取り組むことを心がけることが大切です。
ぜひ本記事を参考にして、ウォーキングを日常に取り入れてみてください。