木材のあたたかな風合いとともに、家族が「帰ってこれる家」をつくりたい。間取りにこだわったYさんの家づくり体験

傷も汚れも、この家で紡いだ大切な思い出

――お家づくりをする上で悩んだことや大変だったことを教えてください。

コンセントの位置など思った以上に自分たちで決めなければいけないことが多く、最初は戸惑いました。

また打ち合わせをする際に予め理想の間取りを持参したのですが、取り入れる仕様や家具によって諦めなければいけないことも多々あり家づくりの難しさを感じました。

 

――たしかに、そこが家づくりの難しいところですよね。

そうですね。ただ家が出来てしまうと、本当に建てて良かったと感じました。何度も間取りを書き直したり、仕様や設計について担当者と打ち合わせを重ねたのですが、納得するまでやり切れたと思います。

 

――このお家で一番気に入っている場所を教えてください。

やはり夫婦でこだわったリビングは、一番のお気に入りです!初めて完成したお家を見たとき、私の好きな観葉植物をたくさん飾って自分好みのお家にするイメージが浮かんでワクワクしたことを覚えています。

リビングは小上がりの畳スペースも設けて全体的に広い間取りにし、友人や家族を呼んでも余裕のある空間に仕上がりました。大きな掃き出し窓で、庭で遊ぶ子どもたちを見守れるのも気に入っているポイントです。

 

――将来このお家で実現したいことはありますか?

家族みんなが帰りたいと思えるような落ち着く場所になれば、これ以上に嬉しいことはありません。子どもが小さいうちは、床や壁を傷つけたり汚れたりすることもあるでしょう。でもそれも家族の軌跡となって、この家に残ることが今は楽しみ。家と一緒に思い出を残し、いつでも家族が帰ってこれる空間になればと思っています。